2017年、ビンスエン県に住む「フン」を名字とする一族の3人兄弟は、韓国での労働契約を終了し、帰国した後に、近代農業方法によるキノコの栽培に着手し、キノコ有限会社を設立しました。現在、この会社は、毎日2トンのキノコを収穫し、約260万米ドルの年収を得られるようになりました。フン・ドウック・クオン副社長によりますと、同社のキノコは、ベトナムの食品安全基準にしたがって生産され、OCOP認証を受けています。
クオン氏は次のように明らかにしました。
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「OCOPプログラムに参加して、当社は、すべての基準を満たすように取り組んでいます。その一方で、生産規模拡大のため、資金的支援を受けたいです」
一方、ビンスエン県ダオダウック村に本部を置くタムダオ養蜂（ようほう）株式会社は、OCOPプログラムに早期に参加した会社の一つです。現在、同社のOCOP製品は、原料から最終製品までの全工程において実施する基本的な安全管理であるGMP=適正製造規範を満たしたラインによって生産されています。毎年、同社は、約160トンの蜂蜜を国内市場で消費しているほか、約600トンの蜂蜜を輸出しています。
タムダオ養蜂株式会社のチャン・バン・ツイ社長は次のように明らかにしました。
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「この2年間、当社の蜂蜜製品はOCOP製品として認定されてから、広く消費されるようになっています」
OCOP製品プログラムを実現してから4年を経て、ビンフック省は105の農業製品がOCOP認証を受けています。多くの製品は、品質、デザイン、包装が改善され、消費者から愛用されています。
ビンフック省新農村建設調整事務所のフン・スアン・ティエン副所長は、「地元の関連機関は、OCOP製品の品質の維持や向上に配慮している」と明らかにし、次のように語りました。
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「関連各機関は、OCOP認証を受けた製品を無作為に抽出して検査する計画があります。OCOP認証を受けたたものの、OCOP基準に沿った品質を維持できない製品に対しては認証の解除が行われます」
OCOP一村･一品プログラムの実施は、ビンフック省における近代的かつ持続可能な農業経済発展に大きく貢献することです。