農業のデジタル化に励む山間部の農民たち

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(VOVWORLD) -北部山間部ラオカイ省の農民たちは、チャンスを活かして、農作業、農産物の販促に情報技術を導入したことで一定の成果を収めました。

新型コロナウイルス感染症の蔓延は、農業にマイナス影響をおよぼす一方、農家に新しいチャンスをもたらしました。北部山間部ラオカイ省の農民たちは、チャンスを活かして、農作業、農産物の販促に情報技術を導入したことで一定の成果を収めました。

農業のデジタル化に励む山間部の農民たち - ảnh 1

ムオンクオン県ルンカウニン村に住むバン・ティ・ホアさんは、ミカン農園を所有する農家です。この2年間、感染症が流行している期間中に、彼女は、ソーシャルネットワークでミカンの栽培過程の様子を動画で紹介しました。これにより、ホアさんのミカンの売れ行きがよくなってきました。

ホアさんは次のように語っています。

(テープ)

「ミカンの木の手入れ方法、ミカンの花、そして収穫などの過程をユーチューブに投稿して、紹介しました」

現在、ムオンクオン県に住む少数民族のモン族、パジー族の女性たちは、ライブ配信で商品を販売しており、ソーシャルネットワークの利用者にもよく知られているとしています。情報技術の導入によって、農家は消費者の需要を把握し、要求に応えることができるようになり、農業生産、農産物の販促に効果をもたらしています。

ムオンクオン県に住むマ・ティ・チュウさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「私はよくライブ配信で商品を販売しています。お客さんは、私のライブ動画が良いと思ったら、複数の人、または、グループにその動画を共有してくれ、私の商品を知っている顧客が急速に増加するようになりました」

農業のデジタル化に励む山間部の農民たち - ảnh 2

ラオカイ省の農家は、オンライン上で農産物を販売するほか、農具の操作にもソフトウエアを活用しています。バンセン村に住むチャン・マイン・タンさんは、無人ヘリを利用してお茶の木に農薬の散布を試験的に行い、次のように語っています。

(テープ)

「無人ヘリを操作するためのソフトウエアの中に農薬の散布時期が設定されています。これは便利ですよ」

農業分野のデジタルトランスフォーメーションの促進について、ムオンクオン県農業農村開発室のレ・タン・ホア室長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「私は、現地の農産物をPRするため、農園の建設を進めると同時に、農家に訓練コースを開き、農産物の生産、販売への情報技術の導入を伝える予定です」

ムオンクオン県にある多くの農園が原産地表示用のQRコード、自動散水機を導入していることは、ムオンクオン県を始めとするラオカイ省における農業へのデジタルトランスフォーメーションの結果です。この山間部の農民たちは、自信を持って、農業のデジタル化時代を進んでいく用意があるようです。

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