持続可能な開発を目指すハイズオン省の取り組み

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(VOVWORLD) -ハイズオン省の多くの地方は、農業生産への先進的技術の導入や、機械化をを行うことにより、コスト削減、経済的価値の向上を図っています。
持続可能な開発を目指すハイズオン省の取り組み - ảnh 1

北部ハイズオン省は、ハイテクと有機農法の導入による農業生産を推進しています。現在、同省には、ハイテク農業用の50ヘクタールのビニールハウス、ネットハウス、約2200ヘクタールの質の高い稲の作付面積があります。このことは、利益をもたらし、持続可能な農業開発に役立っています。

バクダン無農薬農産物生産経営協同組合は、60ヘクタールのドラゴンフルーツの栽培を行い、年間およそ45トンのドラゴンフルーツを収穫します。そのほか、ニンニク、作物などを栽培しています。昨年、この協同組合は、ブドウの栽培のため、9000平方メートルのビニールハウス、ネットハウスを建てました。ある組合員は次のように明らかにしました。

(テープ)

「耕運機、自動散水システム、肥料散布機などを活用したことにより、あまり労力がかからないのに、高い収入を得られるようになっています」

持続可能な開発を目指すハイズオン省の取り組み - ảnh 2

一方、タンミンドゥック生産協同組合のメンバーであるフン・ザン・ビエンさん一家は、VietGAP=ベトナム安全農産物生産基準、およびGlobal GAP=適正農業規範の国際基準に従ってメロンの栽培を行っています。現在、ビエンさん一家のメロンは国内の大きなスーパーマーケットで販売されています。ビエンさんは次のように語っています。

(テープ)

「従来からの農法は、季節や市場などに左右されました。しかし、ビニールハウスを使用することは、季節への依存度が少なくなる一方、害虫対策、質の高いメロンの生産に役立っています。現在、我が家は、およそ7500本のメロンの木を栽培しています。1個のメロンは1.4kg~1.7kgに達しています」

現在、ハイズオン省の多くの地方は、農業生産への先進的技術の導入や、機械化を行うことにより、コスト削減、経済的価値の向上を図っています。タインハー県とタインミエン県は、ドローンによる肥料散布、農業気象災害や病害の軽減に役立つ早期警戒情報を配信する「Imetos」システムを導入しています。

ハイズオン省農業農村開発局のルオン・ティ・キエム副局長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「農業農村開発局は、ハイテク農業生産に従事する施設や協同組合に生産規模の拡大や、PR活動、ブランディングなどをサポートしています。これらのことは、生産性向上、収益増加につながるからです」

ハイズオン省は、デジタルトランスフォーメーションが持続可能な農業開発へのモチベーションであると認識した上で、デジタル技術の導入を推進する方針です。

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