ラムドン省少数民族居住地の変化

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(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方、とりわけラムドン省の山間部、僻地、少数民族居住地は国の配慮、投資を受けたことにより、住民の生活は著しく改善されています。
ラムドン省少数民族居住地の変化 - ảnh 1

ラムドン省に住む少数民族の数は、人口の約130万人のうち25%を占めています。2022年~2025年期、同省は、少数民族居住地での社会経済開発に関する国家目標プログラムの実施のために1兆7000億ドン、約104億円を投じました。

ダムロン県ダクナン村バンズン集落党委員会のク・バット委員長は、「現在、少数民族の人々の生活水準は、以前より高まっている。これにより、貧困率が減少しただけでなく、多くの世帯は困難な状態を乗り越え、富を築いている」と明らかにし、次のように語っています。

(テープ)

「少数民族居住地において社会経済開発に関する国家目標プログラムを実施して以来、地元の様子は大きく変化してきました。村民は、このプログラムの実施過程に積極的に参加しました。例えば、彼らは、村の道路建設に体力で貢献するだけでなく、道路建設予定地を自発的に献上しました。特に、村民は、農業生産に励んできました」

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現在、ラムドン省は、新農村建設、少数民族居住地と山間部での社会経済開発、持続可能な貧困解消に関する3件の国家目標プログラムを展開しており、一定の成果を収めました。例えば、農村部でのインフラの改善、一人当たり所得の増加、貧困世帯率の減少などです。

ロクタン町に住むクホー族のク・クラスさんは次のように語っています。

(テープ)

「国の関与、農業部門と地方行政当局の支援を受けたことにより、私は、農業生産の訓練コースやセミナーなどに参加し、肥料を後払いで買うことができました。同時に、お茶畑、コーヒー畑に先進的な科学技術を導入してから、収穫量は増加しました。現在、我が家の生活は以前より楽になりましたよ」

ク・クラスさんだけでなく、多くの村民は、貧困な状態を乗り越え、十分な生活を送れるようになっています。10年前に、ダフオアイ県ダプロア村4号集落に住むクホー族のおよそ100世帯の家庭の中の6割以上は貧困世帯の対象でしたが、現在では、貧困世帯は存在しないうえに、大多数の世帯では生活に余裕が出てきました。

4号集落のカー・ロム村長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「行政当局は、村民の農業生産に便宜を図ってくれました。例えば、種子の提供、樹木の手入れ方法、畜産方法、技術移転の訓練教室などを実施することです。従って、村民の生活は、以前よりも大きく改善しました。子どもたちの学習にも注目しました。村民たちは、新しい生活スタイル作り、社会経済発展に励んでいます」

今日のラムドン省では、かつての赤い土の道路は、村、集落に至るまでアスファルトの道路にかわっています。全ての村では、社会保障が基本的に確保され、少数民族居住地と同省全体の生活水準と平均収入の格差は縮小されつつあります。

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