タオです。
新緑のハノイは日差し溢れる日々が続き、街路樹がもっとも美しい季節となりました。この頃は、初夏の陽射しが待ちどうしく、心が弾んでいます。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか?
さて、先日、タイに住んでいる鈴木 忠(すずき ただし)さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「わたしは、色々な国の文化や習慣に興味があります。さらに歴史も大好きです。今日の『ベトナムディスカバリー』を聞いて、フエ王朝?はどんなものだったのか、とても興味がわきました。今度機会があったら、宮廷音楽ニャーニャクの特集をしていただけたらと思います」との内容でした。
鈴木さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。鈴木さんのリクエストにお応えして、今日のこの時間は宮廷音楽ニャーニャクの特集をご紹介しましょう。
ベトナムのニャーニャクといわれる雅楽(ががく)は15世紀ごろに誕生し、ベトナムの封建時代の宮廷で演じられた音楽です。しかし、宮廷の消失と戦争により、一時的に消滅の危機に追い込まれましたが、2003年にベトナム初の無形文化遺産として認定されて以来、復活しています。
それでは、宮廷音楽ニャーニャクの特集をお楽しみに頂きましょう。
はじめに「水の流れ」(Luu Thuy)をどうぞ
お聴きいただいた曲は「水の流れ」でした。
ではおしまいに「精霊流し」(Luc Cung Hoa Dang)をどうぞ
お聴きいただいた曲は「精霊流し」でした。
いかがでしたか、皆さん、今日は宮廷音楽ニャーニャクの特集をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。また、来週お会いしましょう。