Tam ca 3Aトリオ |
ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。
先週、ベトナムの首都ハノイで第2回となる米朝首脳会談が行われました。ハノイ市内中心部の各通りがどこでも美しく飾りつけられ、快適な天気の日が続きました。
皆さんのお住まいの町はいかがでしょうか。
さて、先日、神奈川県の及川 (あいかわ かずあき)さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「ここでリクエストがあるのですが、最近の日本の音楽ではガールズグループの活躍がすっかり定着しているのですが、ベトナム音楽でガールズグループは活躍しているのでしょうか?ガールズグループのベトナム音楽がありましたら紹介していただければ嬉しいです。」との内容でした。
及川さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。最近、ガールズグループのベトナム音楽と言いますと、そんなに活躍していません。なぜと言うと、簡単に言うと、現在のようなKポップ(韓流波)により、ベトナム人若者の考えや音楽拝聴トレンドなどが強く影響され、ガールズグループとかボーイズグループのデビューは、多くの困難があるためです。そういうことから、今日のこの時間は、ベトナムの10年前のガールズグループの歌声を紹介しましょう。
では始めに、Tam ca 3Aトリオの歌声で、戦争中に過ごした小さくても頑強な学びや「我がまなびや」(Truong Lang Toi)をどうぞ
「我が学びやは、簡易な部屋しかない
我が学び舎は、緑がいっぱいで、一日中鳥がさえずっている
学校から遠く離れて暮らしていても
この学校がずっと忘れられない」
お聴きいただいたのは「我がまなびや」でした。
つづいて、Tam Ca Ao Trangトリオが歌う「遠い通り」(Pho Xa) をお届けします。
「雨は歌のメロディーと共にやって来る
誰かを待ちわびているので寂しいのかしら
君と一緒に人のいない通りを歩む
通りは遠いけど近く感じた」
お聴きいただいたのは「遠い通り」でした。
ではおしまいに、Mat Ngocガールズグループの歌声で「故郷の姿」 (Mot Thoang Que Huong)をどうぞ。
「あなたが着ているアオザイの裾が風で翻る
まるで空の雲のようだ
校庭で、アオザイを着ているあなたはまるでハトの翼のようだ
パリやロンドンなど、遠くにいる私は
アオザイ姿を見ると、故郷の姿を思い出す」
お聴きいただいた曲は「故郷の姿」でした。
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの10年前の有名なガールズグループの歌声をお届けしました。それでは、今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。