タオです。
早速ですが8月がやってきました。時間が経つのは早いですね。ここ数日、ハノイは、朝晩に涼しい風が吹いています。皆さんのお住まいの町はいかがですか?
さて、先日、東京の宮城 宏次(みやぎ こうじ)さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「ベトナムの声放送の皆さま。東京は蒸し暑い日が多くなってきました。ベトナムの声、日本語課の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。さて、6月7日の放送を受得しました。リクエスト音楽でのカイルオンの特集を楽しく聞かせていただきました。非常に良いものですね。もし機会がありましたら、トルンを使った音楽を放送の中で聞かせていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。」との内容でした。宮城さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。ベトナムの伝統音楽カイルオンに関心を寄せていただき、非常に嬉しく思っています。そして、今日のこの時間は、宮城さんのリクエストに応じて、ベトナムの民謡楽器トルンを使った音楽を紹介しましょう。
トルンは中部高原 地帯ティグェン地方に住む少数民族ザーライ族とバナ族の楽器です。この楽器は12本から16本の竹筒を並べたもので独特な音階で音色を奏でます。この楽器のメロディーは谷川がサラサラと流れる音や滝の音が鳴るような表現を得意とします。
はじめに、「竹槍を削る少女」(Co Gai Vot Chong)をどうぞ
お聴きいただいた曲は「竹槍を削る少女」でした。
つづいて、「コニアの木の陰」(Bong Cay Ko nia)をどうぞ
お聴きいただいた曲は「コニアの木の陰でした。
おしまいに、「太陽に挨拶するテイグエン」(Tay Nguyen Chao Mat Troi)をお聴きいただきましょう。
お聴きいただいた曲は「太陽に挨拶するテイグエン」でした。
いかがでしたか、みなさん。今回は、ベトナムの民謡楽器トルンを使った音楽をお届けしました。今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。