昔から、ベトナム人はニンニクを始め、薬草を利用して、ウイルスの侵入から体を守ってきました。
ウイルスが人間の健康にもたらす危険が日増しに高まっていることを前に、サオタイズオン( Sao Thai Duong) という株式会社の科学者は免疫力を高めると共に、病気の治療を補助する健康食品である Kovirを研究し、試験的に生産しました。
VOV=ベトナムの声放送局はサオタイズオン社の副社長であるグエン・テイ・フオン・リエン薬師にインタビューを行いました。
Kovir という健康食品は病気を引き起こすいくつかの細菌とウイルスを抑制する能力があるプロバイオティクスから抽出された物質です。
中にはニンニクの精油、若いミルク、升麻、白芍、甘草、葛根などの漢方薬から製薬されたものです。臨時検査の結果、Kovirの安全性とウイルス侵入の予防効果が確認されました。
現在、この商品がウイルスによる急性呼吸器感染症の患者を対象に使う最優の服用量を検査するため中央直轄都市の病院で、臨床研究を行っています。
サオタイズオン社のグエン・テイ・フオン・リエン副社長によりますと、この研究が成功した場合、この商品が単に健康食品だけでなく、治療薬として利用されます。これは新型コロナウイルス感染症との闘いに新しい治療方法になることを期待しています。