経済開発における内陸水運の役割 活用

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(VOVWORLD) - 今年の3月14日の「川のための国際行動デー」は「すべての人のための水」をテーマにし、各国の社会・経済生活における水の重要な役割を強調しています。

ベトナムは全長4万1900キロメートルにおよぶ2360の河川、運河があり、水運開発の潜在力が大きいとしています。各省庁の交通運輸部門は経済開発に対する水運の貢献を強化するため、あらゆる手を尽くしています。

ベトナムの河川密度が高く、数万キロメートルの水路が整備されていることから、水運開発の潜在力は世界第4位に立っています。メコンデルタだけで12か所の海港、35か所の港があり、2万DWT型貨物船を受け入れられます。また、同地域では57か所の内陸港も整備され、水運のシェアの向上や道路運送への圧力の軽減が図られます。また、この水路システムはホーチミン市とメコンデルタ各省を結びつけることから、交通の便がよくなっています。交通運輸省の水路プロジェクトのマネージャーであるズオン・タイン・フン氏は次のように語りました。

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「チョガオ運河の拡張プロジェクトが完成された暁に、年間の貨物取扱量は7千万トンに達しています。また、同運河の拡張はメコンデルタ各省からサイゴン港やホーチミン市、バリアブンタウ省を通過する製品の輸出に役立っています」

経済開発における内陸水運の役割 活用 - ảnh 1サン次官

一方、北部には200キロメートルを超える東北部クァンニン省と港湾都市ハイフォンからフート省、ビェトチ市行きの水路は内陸港から海港へのコンテナの輸送に便宜を図っています。交通運輸省のグエン・スアン・サン次官は次のように明らかにしました。

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「2021年の第3四半期に、交通運輸省はベトナムの内陸水路局にハイフォン市とビェトチ市を結ぶ模範的な水路の建設を委託しました。これは輸送船の数やサイズ、行政手続きの改革、およびグリーン交通に関する3つの基準に基づき、行わなければなりません。また、私たちは関係機関と協力し、交通手段が行政手続きに関する優遇を享受するよう、適切な措置を講じています」

模範的な水路を建設する一方、船積み地から仕向け港までの密閉型輸送が重視されています。一例をあげると、北部バクニン省のクエボ・デポは水運における重要な中継地に位置するとともに、バクザン省、首都ハノイ市行きの道路にも接続するので、トレーラーヘッドを導入し、倉庫から港湾までの密閉型輸送を行っています。また、このデポは港から離れた内陸に一定程度コンテナが蔵置されてい るインランド・コンテナ・デポであり、現場で輸出品の通関手続きを行うことができます。先ほどの交通運輸省のグエン・スアン・サン次官は次のように語りました。

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「交通運輸省は中期計画を立案しました。南部ではチョガオ運河拡張プロジェクトが完了したほか、東南部、西南部のロジスティックス回廊開発プロジェクトが承認されました。北部ではドゥオン橋改修プロジェクトが行われます。北部と南部の主要な水路のボトルネックを克服するため、投資を調整しています」

ベトナム経済の迅速な発展に応え、道路、鉄道、航空、水路を含む交通システムの整備が促進されなければなりません。また、内陸水運の開発は物流コストの軽減に貢献し、環境に優しいソリューションで、経済開発にも役立つとしています。

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