モックチャウ県にある茶畑の光景

モックチャウ県フォンホアン国際観光開発有限会社のファン・ゴック・ホアン社長によりますと、アン集落の松林観光地区は、感染症の影響で一時的に停止していた活動を再開し、1日延べ1千人の観光客が訪れ、賑わっています。

ホアンさんは次のように語りました。

（テープ）

「当社は、今年10月から翌年の4月までのモクチャウ旅行のベストシーズンに向け、観光客のニーズに十分応えるよう様々な事項を実現する予定です。例えば、宿泊サービスの質の向上、宿泊施設の新築、チェックインスポットの開発などです」

同時に、ソンラ省にある観光スポットは、新しい観光ツアー、観光商品を紹介します。ソンラ省博物館のグエン・アン・ダイ副館長によりますと、同博物館はかつての抗仏闘争時代における北西部地域の住民の生活に関する資料や、物品を収集する傍ら、展示システムの近代化を進めるということです。今年4月以来、ソンラ省博物館を見学した来場者数は延べ8万5000人を越えました。

ダイ副館長は次のように明らかにしました。

（テープ）

「ソンラ省博物館は、接客サービスや展示作業を少しずつアップグレードしています。例えば、博物館に属するすべての史跡や、心霊文化施設に学芸員を配置することなどです」

特別遺跡である「ソンラ刑務所」への見学（写真提供：Sơn La紙）

2022年初頭以降、ソンラ省を訪れる観光客の数は延べ200万人となり、昨年同期と比べ3倍に増加しました。

ソンラ省文化スポーツ観光局のチャン・スアン・ビエット副局長は、「ソンラ省への観光客の増加は喜ばしい兆しであり、感染症抑制後の観光開発に関するプログラム、計画、活動など、足並みを揃えて実現した結果である」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「ソンラ省は、観光サービスを提供する施設、観光地に対し、サービスの質を向上し、観光への梃入れと同時に、新しい観光商品を企画するよう奨励しています」

ソンラ省は、2022年に、延べ320万人の観光客を迎えるように取り組んでいます。この目標を達成するためには、ソンラ省の観光部門は、新しい市場へのアプローチ、観光振興活動にデジタルトランスフォーメーションなどを進める方針です。その一方で、デジタルプラットフォーム、ソーシャルネットワークを通じて広報、PRを推進していきます。