先日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、ハノイ市は、社会的距離措置を適応しました。そして、9月21日に、ハノイ市は、政府の指示15号に沿って、疫病対策を実現しています。これに基づき、幾つかの経済社会活動は、新常態に合わせて一歩ずつ再開されています。
社会的距離措置を適応したことにより、ハノイ市内に住む多くの人々、特に、仕事を失った労働者などは生活上で、さまざまな困難がありました。市民の疫病収束後の安定した生活を確保するために、ハノイ市の各レベル行政当局は、段階的に適切な支援措置を講じています。
ナム・トウリエム区行政当局は、出稼ぎ労働者や他所から市内の大学に在学している貧しい学生に食品や、お米、野菜などの生活必需品を供給しました。これらの支援物資を受けた人々の話をお聞きください。
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「行政当局からの生活用の必需品を頂いて、本当に感動しています。私たちのような生活上の困難な常態にある人々にとって本当に助かりました。」
「私と2人の子どもの3人家族は生活がとても大変です。行政当局の支援物資はとても適切なものです。」
「誰一人取り残さないように」という目標を掲げて、ハノイ市の関連各機関、地方は、疫病の影響を受けて、困難な状態にある人々への支援活動を迅速的かつ柔軟的に行っています。ハノイ市労働傷病軍人社会事業局のグエン・コック・カイン副局長は、次のように語りました。
(テープ)
「ハノイ市は、疫病の影響を受けた幾人かの市民、労働者に対する特殊的な支援政策を発布しました。同時に、困難な状態にある人々への支援措置を柔軟にとるよう指導しました。」
一方、子どもたちは、疫病の影響により、学習において色々な困難にも直面しました。この問題を解決するために、市内の青年同盟などは多くの有意義で適切な活動を展開してきました。
ホアンマイ区の青年同盟は、現地に住む貧しい状態にある生徒にオンライン学習向けの設備などを提供しました。グエン・クイン・チャン書記は次のように語りました。
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「私たちは、オンライン学習用の設備が不足している生徒をリストアップさせた上で、中古のノートパソコンやコンピュータなどを提供します。これらの設備は、支援者から受けたものです。その他、私たちは、生徒たちに20台の新しいノートパソコンを買ってあげました。今後も、この支援活動を継続してゆくために、中古の設備を受け取る用意があります。」
ハノイ市の行政当局は、新常態における生産活動の再開、市民の安定した生活の確保を現在の重要な任務として設定しています。ハノイ市人民評議会の第16期第2回会議で、ハノイ市は、生徒への学費の減免、社会手当ての追加などに関する決議を採択しました。これらの政策は、ハノイ市の社会経済発展と市民の生活改善に貢献するとされています。