2023年、海外労働管理局は、労働者海外派遣契約に基づいて、11万人の労働者を海外に派遣するように取り組んでいます。この目標を達成するために、海外労働管理局は、受け入れ国とともに労働協力に関する合意書、覚書の締結、または、改修、補充に集中する傍ら、労働者の海外派遣に関する法的文書の完備、従来の受入れ国の維持、新しい受入れ先の拡大を行う方針です。

海外労働管理局のグエン・ザ・リエム副局長は次のように明らかにしました。

（テープ）

「海外労働管理局は、外国駐在ベトナムの代表機関と連携して、労働者の海外派遣企業に対し労働者の情報を提供したり、質の高い労働者の育成をサポートする計画です。さらに、私たちは、国際協力の強化、中でも、安全かつ快適で高収入な職場環境の労働市場に注目し、労働者の権利と利益を保護する一方、課題への適切に対処のために、労働協定を締結します」

その一方で、海外労働管理局は、質の高い労働者を育成するため、職業教育施設と労働者海外派遣企業との連携を推進していきます。

リエム副局長はさらに次のように明らかにしました。

（テープ）

「海外労働管理局は、労働者の質の向上、特に、専門性と職業スキルの高い労働者の海外派遣を目指して、オーストラリア、日本、ドイツなどと協力プログラムを展開しています。このことは、外国で働くベトナム人労働者の地位を高めることにつながります」

2022年、ベトナムは日本、台湾、韓国などに14万2000人の労働者を派遣しました。