（写真：vnexpress.net )

コンダオ島は大小16の島々からなり、群島と言っても過言ではありません。この島はベトナム東南の海岸から117キロ離れた所に浮かんでいます。1862年からの113年間、コンダオ島はベトナムの革命家の収容所として知られてきました。現在、コンダオ収容所は国家の特別遺跡として認定されています。

地理的条件と歴史遺跡が多く残されていることにより、2015年、ベトナムの首相はコンダオ島を国家レベルの観光開発総合計画を承認しました。

近年、コンダオ島の観光は急速に発展しています。2017年～2019年にかけて、コンダオ島を訪れた観光客の数は年平均20％増となっています。観光収入の売上高の伸び率は年平均15.5％に達しました。バー・リア・ブン・タウ省人民委員会のレー・ゴック・カイン副委員長は次のように語りました。

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「コンダオ島の観光は質の面でも、量の面でも改善されてきました。本土とコンダオ島を結ぶ交通が日増しに便利になり、宿泊サービス、飲食などが発展しています。これはコンダオ島の経済社会発展、雇用創出に貢献しています」

コンダオ島にはコンダオ国立公園もあり、この島にしかいない希少動物が生息しています。コンダオ国立公園のグエン・カク・フォ園長は次のように語りました。

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「近年、コンダオ島を訪れる観光客が増えましたが、これはこの島の生態系の保護に多くの圧力を加えています。しかし、観光客が環境や生態系を保護する意識があれば、この島の生態系は保存されることでしょう」

コンダオ島を地域と世界の高級な観光地にするため、コンダオ島を含め、バー・リア・ブン・タウ省は2020年～2025年におけるコンダオ島の持続的で、高品質で、グリーン、クリーン観光開発計画を作成しました。

これにより、コンダオ島の行政府はゴミと排水処理システムへの投資を強化すると共に、人口管理、観光文化の構築、環境保護などを進めています。バー・リア・ブン・タウ省人民委員会のレー・ゴック・カイン副委員長はさらに次のように語りました。

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「バー・リア・ブン・タウ省人民委員会、党委員会は関連する各部門や機関に対し、観光振興活動、観光商品開発計画、都市インフラ整備、観光分野における人材育成などを展開するよう指導しています。」

具体的な発展計画により、今後、コンダオ島の観光が自然に恵まれた強みだけでなく、文化的価値や歴史遺跡、伝統的祭りの価値を活用して、観光を発展させながら、生態系や環境を保護し、コンダオ島を「保養地の天国」としてその名に恥じない貢献をすることでしょう。