献血運動を広げるグエン・ドウック・トアンさん

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(VOVWORLD) -トアンさんは元々ハノイ市献血キャンペーン青年会の会長でしたが、現在は高品質人材開発株式会社の取締役会長であり、才能、スタートアップ育成センター長を務めています。

グエン・ドウック・トアンさんは、自発的に献血運動を繰り広げるだけでなく、若い実業家の育成に熱心です。トアンさんは元々ハノイ市献血キャンペーン青年会の会長でしたが、現在は高品質人材開発株式会社の取締役会長であり、才能、スタートアップ育成センター長を務めています。

献血運動を広げるグエン・ドウック・トアンさん - ảnh 1オンライン交流会でのトアンさん

トアンさんは1971年に生まれ、出身地は北部フート省です。彼は、ハノイ市献血青年クラブの創立者です。2022年は、ハノイ市献血青年クラブ設立28周年目となっています。これまでに、ハノイ市内の数十万人の青年が自発的に献血してきました。さらに、トアンさんは、ベトナムの希少な血液型を持つ人のクラブの創立者でもあります。現在、このクラブは1万3000のメンバーを有しており、これまでに数万人の希少な血液型の人の命を救いました。トアンさんだけでも、現在までに100回を超える自発的な献血を行っています。

トアンさんは次のように語りました。

(テープ)

「献血は、必要なことであり、健康に悪影響をおよぼしません。人々に献血を働きかるたびに、たくさん献血されるように願います。当初は、兄弟、友達、知り合いなどに献血を働きかけました。しかし、更に多くの血液を入手できるように、自発的献血クラブを設立することになったのです」

これまでに、トアンさんは、献血を働きかけるための様々な運動、クラブを発足させました。これらの運動、クラブは現在も全国規模の自発的献血活動の発展に貢献しています。採血量は年を追って増加しており、人々の健康ケアに役立っています。トアンさんの行動は、同僚から高評を得ています。

ハノイ市カオザイ区赤十字協会のブイ・ラン・フォン会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「私は、トアンさんを見習って、多くの人に献血を働きけるためにはどうしたらいいのかよく考えました。このことは、社会の役に立つとともに、人々のヘルスケアに貢献するからです。献血で人の命を救うことは、人道的な意義があるのです」

ところで、トアンさんは、自発的献血運動の推進に重要な役割を果たすだけでなく、才能と道徳心を兼ね備えた青年スタートアップの育成にも情熱を注いでいます。2014年に、彼はハノイ市青年スタートアップクラブを設立しました。このクラブは、2万7千人の青年を無料で育成したほか、延べ2万6千人の青年スタートアップにコンサルティングを行いました。さらに、彼は恵まれない人々への支援活動にも積極的に参加しました。

コミュニティに多大な貢献をしてきたトアンさんは、「若い世代のための勲章」、「人々の健康ケア事業のための記章」、ハノイ市人民委員会からの「良い人・良い仕事」という称号、保健省からの4件の表彰状、ベトナム青年連合会中央からの16件の表彰状、ベトナム赤十字協会からの8件の表彰状などを授与されました。

 

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