ザライ省における経済発展を遂げたクパ・メオさん

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(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方チュウプロン県ヤオ村トゥン集落に住むクパ・メオさんは、農業生産に科学技術を応用したことにより、経済発展を遂げた人です。
ザライ省における経済発展を遂げたクパ・メオさん - ảnh 1クパ・メオさん(左)

クパ・メオさん家族が所有しているおよそ4ヘクタールの果樹園では、ジャックフルーツ、ドリアンが栽培されています。これらのフルーツの販売で得られた年収は、約5億ドン、292万円程度に上っています。クパ・メオさんによりますと、この成果を収められるようになったのは、遠いところにある農園に行き、樹木の種の選び方や、手入れ方法、病気予防対策などを身につけたことによるのものです。

クパ・メオさんは次のように語りました。

(テープ)       

「作物の転作樹木として果樹の栽培をはじめた時、知見不足の理由で、様々な困難に直面していました。例えば、害虫は若芽、葉、果実を食害したことです。ですので、私は、果樹の栽培に成功した農園を訪れて、知見を共有したり、本や新聞、ラジオなど、虫除けに関する情報を検索したりしていました。これにより、我が家の果樹園は、安定的に成長し、高い収入がもたらされました」

クパ・メオさんはさらに、ほかの村民に転作をサポートしています。村民の一人は次のように語っています。

(テープ)

「クパ・メオさんがジャックフルーツの栽培に成功したことを知り、彼の経験を尋ねました。例えば、ジャックフルーツの収穫量を高めるため、土地作り、肥料やり、手入れなどをどうすれば良いのかと教えてくれました」

現在、クパ・メオさんは、ヤオ村祖国戦線委員会委員長を務めています。村の幹部として、クパ・メオさんは、村民に自らの知見を共有したり、経済発展に励むよう働きかけました。

クパ・メオさんについて、ヤオ村青年同盟のシュ・ニ副書記は、次のように明らかにしました。

(テープ) 

「青年同盟の会議に際して、クパ・メオさんは、青年たちに、苗木の選び方、土壌の作り方、栽培方法などを教えます。また、多くの青年は、クパ・メオさんの農園を見学し、参考にしました」

他方、ヤオ村人民委員会のゴ・バン・チュオン委員長は次のように語っています。

(テープ)

「クパ・メオさんは、畜産、栽培を行うことで経済発展に成功したお手本です。他の村民たちは、経済発展のために、彼の試みを参考にする必要があります」

クパ・メオさんは、さらに7ヘクタールのゴム畑、および2ヘクタールのコーヒー畑を栽培しています。8人の労働者を常時雇用しているほか、収穫期になると、約30人余りの季節労働者を雇っています。

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