コミュニティのために全力を尽くしてきたタック・ウット上座

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(VOVWORLD) -タック・ウット上座は南部チャビン省テイエウカン県のオチュック寺の住職となり約20年です。上座は、コミュニティのために全力を尽くしてきたことで、現地住民から尊敬されています。
コミュニティのために全力を尽くしてきたタック・ウット上座 - ảnh 1タック・ウット上座

タック・ウット上座は、2004年に、オチュック寺の住職に就いて以来、毎日、現地のクメール族に仏の教えを説く傍ら、貧しい人々への支援を働きかけ、住民たちには真面目に仕事をするよう呼びかけています。タック・ウット上座は次のように語っています。

(テープ)

「私は、仏教徒や一般の人たちが法律を順守し、真面目に働くように働きかけています。また、子どもたちにも一生懸命勉強するよう話してきました。その結果、かつて大学卒業者、大学院の修士はいませんでしたが、現在は、何人かの人が大学、大学院終了の資格を持っています。住民の生活が日々改善されるようになっています。そのほか道路建設のために、予定地を提供するようにも住民に働きかけました。そのお陰で、道路や浄水システムが整備されています」

コミュニティのために全力を尽くしてきたタック・ウット上座 - ảnh 2オチュック寺

一方でタック・ウット上座は、多くの夫婦間の不倫・浮気などの問題が生じると、夫側と妻側の双方と話し、和解するようにしてきました。そのほか、タック・ウット上座は、十数人の非行青少年の更生を行いました。後に、これらの青年は社会の役に立つような人になっています。タック・ウット上座について、テイエウカン県公安庁のタック・ベ・ハイさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「現在、タック・ウット上座は、テイエウカン県にある15ヵ所のお寺を管理しています。上座は、常に地元の人、仏教徒に国の方針、政策を宣伝しています。このことは、地元での社会秩序の確保に貢献しています。特に、上座は貧しい家庭を支援するため、慈善活動をよく行っています。タック・ウット上座は現地住民の社会生活に影響力のある人です」

長年にわたり、社会活動に多大な貢献をしてきたタック・ウット上座は中央、省レベル、県レベルから多くの賞状を授与されました。また、タック・ウット上座、ホーチミン主席の道徳を見習おう運動において成果が見られたため、チャビン県人民委員会委員長からも表彰されています。これについてタック・ウット上座は次のように語りました。

(テープ)

「私は、ホーチミン主席を仏様のように祀っています。ホーチミン主席は逝去されましたが、ホーチミン主席の思想、道徳は現在において意義があります。ホーチミン主席は仏教徒たちの団結を常に強調していました。仏様も、仏教徒がいつも団結し合うよう教えていました」

民族大団結と故郷の建設事業に大いに貢献してきたタック・ウット上座は、クメール族の人々の心の支えです。

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