第77回カンヌ国際映画祭 開幕

Chia sẻ
(VOVWORLD) - 現地時間の14日、フランス南部のカンヌ市で、第77回カンヌ国際映画祭が開幕しました。

この映画祭は、5月25日まで開催され、世界で最も権威のある映画祭の一つであり、今年は4万人のゲストと世界の映画業界の著名人が参加すると見込まれています。この映画祭は、#MeTooの反性暴力運動に関連する論争が映画業界にますます影響を及ぼす中で開催されています。

初日には、フランス人女優ジュディット・ゴドレーシュによる17分間の短編映画『Moi Aussi(Me Too)』が上映され、性的虐待を受けたとされる数千人の被害者の証言を記録しています。

#MeToo 運動に加えて、ガザ地区での戦争や、ロシアとウクライナの紛争、若い頃のアメリカのドナルド・トランプ元大統領などについての映画も上映される予定です。カンヌ国際映画祭ディレクターのティエリー・フレモー氏によりますと、これらの問題は映画祭の芸術的側面に多少なりとも悪影響を及ぼしているとしています。

ガザ戦争が激化し続ける中で開催されるこの映画祭は、フランスがヨーロッパで最大のアラブ・ユダヤ人コミュニティを有する国であるため、主催者は安全面にも懸念を抱いています。フランス政府は安全保障の脅威に対応するため、700人の職員を動員し、人工知能(AI)カメラ技術をテストしています。

ご感想