第18回全国報道賞授賞式に関する記者会見で発表しているロイ副会長

主催者によりますと、今年の応募作品は全体的に質が高く、新たな社会問題を掘り起こしたり、党や国家の主要政策に対して建設的な提言を行ったりするものが目立ちました。また、社会に広く影響を与える可能性のある創造的な解決策や優れた実践例を提示する作品も多く見られました。多くの作品が緻密な構成と、親しみやすく生き生きとした表現で読者を引き付けています。

ベトナムジャーナリスト協会のグエン・ドゥック・ロイ常任副会長は次のようにコメントしています。

（テープ）

「ジャーナリストにとって、社会の焦点となっている問題や微妙な案件に積極的に取り組むことは不可欠です。今年の応募作品を審査して、この姿勢が非常に顕著に表れていることがわかりました。特にテレビ、ラジオ、新聞、報道写真などの分野における調査報道で際立っていました。多くのジャーナリストが、国民の生活に直結する社会保障や日常の問題に深く切り込んでいる点が印象的でした」

18年の歴史を持つこの全国報道賞には、全国63の省・市ジャーナリスト協会から継続的に多数の参加があります。これは、この賞の高い権威と影響力を示すとともに、全国のジャーナリストや各協会からの強い関心と支持を表しています。