日米防衛相会談、朝鮮発射・核含む拡大抑止など議論

Chia sẻ
(VOVWORLD) -日本の浜田靖一防衛相とアメリカのオースティン国防長官は1日、都内で開かれた日米防衛相会談後に会見し、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や核を含む拡大抑止、無人機開発などについて議論したことを明らかにしました。
日米防衛相会談、朝鮮発射・核含む拡大抑止など議論 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)
オースティン長官は中国による防衛相会談拒否について残念だとコメントする一方、米中対話の重要性を指摘しました。

浜田防衛相によると会談では、「昨日の発射を含めた朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイルについて議論」し、「朝鮮民主主義人民共和国の挑発行動に日米、日米韓で一致して迅速に行動できるよう議論」しました。

中国についても「日米の緊密な連携を確認するとともに対話の重要性も確認、両岸問題の平和的解決を促すことで一致した」といいます。

また、日米のみならず韓国や豪州との連携強化についても議論しました。浜田氏はアメリカによる核を含む拡大抑止について率直な議論が必要と述べ、オースティン長官が同意したことを明らかにしました。無人機協力、極超音速機対応インターセプター共同開発の可能性に関する議論の前進を確認したといいます。

オースティン長官は、中国による威圧的行動、ルールに基づく国際秩序を弱める試みを懸念すると発言し、朝鮮民主主義人民共和国の継続的挑発には、アメリカは自国と同盟国の安全を守るため、あらゆる措置を講じる、と明言しました。

アメリカとして日本へのコミットメントを確認し、核・通常兵器を含む拡大抑止も確認すると述べました。日本の防衛力増強や反撃能力保有への支持も表明しました。

長官は同志国として韓国、日本とともにフィリピンとの連携強化も表明しました。

日米防衛相は2─4日にシンガポールで開かれるアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に出席する予定です。オースティン長官はシンガポールでの実現を打診していた米中防衛相会談を中国側が拒否したことは残念、としたものの両国防衛当局による対話の重要性も指摘しました。(ロイター)

ご感想