故レ・カ・フュー元書記長 ベトナム外交に大きく貢献

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(VOVWORLD) - フュー元書記長は、全身全霊で党と国民の事業のために身をささげてきました。
故レ・カ・フュー元書記長 ベトナム外交に大きく貢献 - ảnh 1 チャン・ドゥク・ルオン元国家主席

既にお伝えしましたように、ベトナム共産党のレ・カ・フュー元書記長の国葬が14日と15日の両日に行われます。

この機に、チャン・ドゥク・ルオン元国家主席はVOVベトナムの声放送局のインタビューに答えた際、フュー元書記長は、全身全霊で党と国民の事業のために身をささげてきたと強調しました。特に、フュー氏が1997年から2001年まで党書記長の在任中、ベトナムと世界各国との友好関係の強化に大きく貢献してきたとしています。その中で、中国との陸上国境線画定に関する交渉はフュー氏の指導の元でうまくいきました。ルオン元国家主席は次のように語りました。

(テープ)

「フランス植民地時代に確定されたベトナムと中国との国境線は不明なところが多かったので、多くの国境紛争が起きました。ベトナムの党と国家は周辺の平和で安定な環境づくりを主張し、近代的な技術を利用して中国との国境線を画定するために、交渉を進めていきました。当時、国家主席である私も、党書記長であるフュー氏も、特別な関心を寄せ、つねに交渉のゆくえを見極めていました。交渉を完成するまで、簡単な問題から難しい問題まで順に解決するよう指導しました。ベトナム中国国境線画定協定が締結されて以来、かつてのような紛争が起きることはなく、国境地帯の状況は安定しています。」

また、フュー氏が党書記長の在任中、ベトナムの外交部門の出来事について触れるならば、アメリカのクリントン大統領による2000年のベトナム訪問を抜きにして語ることはできません。これはアメリカ大統領による初のベトナム訪問であり、両国が2000年7月に貿易協定を締結することを決めた訪問でもありしました。ルオン元国家主席は次のように語りました。

(テープ)

「クリントン大統領がベトナムを訪問したとき、私は歓迎式典で演説を行うことを委託されました。こうした重要な演説なので、フュー氏に意見を求めました。フュー氏は、「過去を閉ざして未来へ向かう」という精神と、独立・主権・領土保全・互恵という原則で、演説を行うよう指導しました。こうした精神と原則は国に大きな利益を与えたと言えるでしょう。」

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