クエット氏は、ホーチミン市大司教区にクリスマスを祝う |
クエット氏は、ベトナム司教協議会議長を務めるホーチミン市大司教区のグエン・ナン大司教をはじめ、神父、修道者、カトリック信徒代表と面会し、カトリック信徒が掲げる「神を敬い、国を愛する」という精神を高く評価しました。とりわけ、過去1年間に行われた慈善活動や自然災害による被災地の人々への支援に対する貢献を称えました。これに対し、グエン・ナン大司教は、司牧活動と並行して、教会は今後も社会保障分野での取り組みに力を注ぎ、各家庭の平安と国の持続可能な発展という最大の目標に向けて努力を続けていく考えを示しました。
同日、クエット氏はベトナムプロテスタント教会を訪問し、クリスマスの祝意を伝えました。その際、聖職者らに対し、引き続き当局と緊密に連携し、信徒に大団結の力の発揮を働きかけるよう呼びかけました。また、各宗教の一致と協調が、党・国家の諸政策を着実に実行し、国民に豊かで幸福な生活をもたらすための重要な原動力になるとの期待を示しました。
チャン・クアン・フオン国会副議長がカントー教区を訪れる |
一方、同日、南部カントー市では、チャン・クアン・フオン国会副議長がカントー教区を訪れ、2025年のクリスマスを祝賀しました。国会副議長は、カトリック信徒や神父、修道者が祖国の建設と防衛に寄せてきた貢献を高く評価しました。あわせて、カトリック信徒が民族とともに歩み、「民族の中で福音を生きる」姿勢を体現し、「良き市民、良き信徒」として党の路線や国家の政策・法律を支持し、国民生活の向上に寄与してきたことを強調しました。
これに対し、カントー教区を代表して、PLグエン・バン・ビン牧師は、中央機関およびカントー市指導部が宗教活動に常に関心を寄せ、円滑で法令に沿った宗教活動が行われるよう条件を整えてきたことに謝意を表明し、民族大団結の精神の強化に貢献していきたいとの考えを示しました。