仏・パリ控訴院 8月22日に ベトナム人の枯葉剤被害者の訴訟 判決

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(VOVWORLD) - 7日、パリ控訴院はフランス在留ベトナム人のチャン・ト・ガ(Tran To Nga)さんがベトナム戦争中にアメリカ軍がベトナムに散布した枯れ葉剤を提供した14社の多国籍化学製薬会社を相手取って起こした訴訟に関し、論争セッションを開きました。
仏・パリ控訴院 8月22日に ベトナム人の枯葉剤被害者の訴訟 判決 - ảnh 1ガさん 取材に応える  写真提供:TTXVN

 席上、ガさんの2人のボランティア弁護士であるベルトラン・ルポルト氏とウィリアム・ブルドン氏は「ベトナム戦争中、アメリカ軍に枯葉剤を提供した化学製薬会社は責任を負うべきで、米国に奉仕したため、『裁きを免れる』権利を享受できないとの見解を述べました。また、これらの会社は主体的に入札に参加し、1961年から1971年の期間にアメリカ軍に提供した枯葉剤の生産やダイオキシンの含有量を自ら決定しました。こうした行為はベトナム環境と人々に悲惨な影響を与えた証拠があります。また、ガさんの弁護士はこの影響が今までも続いていると指摘し、訴えを起こすのはガさんの正当な権利であると強調し、枯葉剤被害者のために正義を求めると表明しました。

論争は3時間にわたり、行われました。

なお、来る8月22日、控訴院は判決を下す予定です。

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