シンポジウムで発表しているトゥイ副局長

このシンポジウムは、科学技術の進歩を活用し、中小企業のスタートアップを奨励する具体的な措置について話し合うことが狙いです。

ベトナム計画投資省によりますと、ベトナムは世界各国の経験を学んで中小企業のスタートアップを奨励する政策を迅速に作成・展開する必要があるとしています。同省企業発展局のブイ・トゥ・トゥイ副局長は次のように語りました。

（テープ）

「政策を迅速に実際に移すためには、その政策を法律化させることが重要です。また、今まで出された党と政府の決議などは、中小企業が成長できるような環境づくり、特に、第4次産業革命のメリットを活用する環境づくりの重要性を強調しています。中小企業のスタートアップ事業においては政府はその環境をつくる役目を果たしますが、地方行政府や銀行などはその環境がうまく動くために補助するという役目を果たします。」

シンポジウムで、中小企業のスタートアップが成功するためには国の支援が重要であるが、成功する企業は、国際基準を満たす経営管理を徹底させる企業だけであるという意見が相次ぎました。