今年の対話には、APEC=アジア太平洋経済協力の21の加盟国の首脳、代表団長に加え、UAE=アラブ首長国連邦、FAO=国連食糧農業機関、CAF=ラテンアメリカ開発銀行の招待者が参加しました。
対話の様子(写真:Lâm Khánh/TTXVN) |
講演でルオン・クオン主席は、ベトナムはAPEC内外の国々と協力し、すべての国民と企業に利益をもたらすために、地域間連携の効率化に積極的に取り組む用意があると強調しました。また、東南アジアにおける地理的優位性と近代的な物流ネットワークを活かすことで、ベトナムが貿易拡大と地域間連携の架け橋としての役割を果たすことができると述べました。
ルオン・クオン国家主席(中央)(写真:Lâm Khánh/TTXVN) |
さらに、CPTPP=環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定、RCEP=地域的な包括的経済連携協定、およびEVFTA=ベトナム・EUの自由貿易協定など、大規模な自由貿易協定への参加を通じて、ベトナムが世界のバリューチェーンとサプライチェーンにおける重要なリンクとしての地位を築いているとの見解を示し、今後、ベトナムはASEAN=東南アジア諸国連合の一員として、ASEAN経済共同体とラテンアメリカ地域との協力をさらに推進する方針を表明しました。
同日、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、APEC首脳とABAC=APECビジネス諮問委員会との対話に出席しました。