ボアオ・アジアフォーラム年次総会、アジアの協力を議論

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(VOVWORLD) -中国海南省瓊海(けいかい)市博鰲(ボアオ)鎮で26日、ボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会が開幕しました。今年は「アジアと世界:共通の課題、共同の責任」がテーマで、アジア諸国の協力が議論の焦点となります。会期は29日までです。
ボアオ・アジアフォーラム年次総会、アジアの協力を議論 - ảnh 1(写真:VGP)
各界の出席者らからは、アジアは世界の発展と協力を推進する重要な力であり、複雑で変化に富む外部環境に直面する中、各国は地域協力を強化し、世界経済の成長促進に貢献すべきだとの声が上がっています。
国際通貨基金(IMF)は1月末に発表した「世界経済見通し(WEO)」改訂版で、2024年のアジアの新興国市場と発展途上国の成長率を5・2%と予測しました。ボアオ・アジアフォーラムが26日に発表した年次報告書「アジア経済の見通しと統合プロセス」では、今年のアジア経済の成長率は4・5%前後で、引き続き世界経済の成長に対する貢献が最も大きい地域になるとの見通しが示されました。
今回のフォーラムでは、リスクと課題への共同での対応、経済・貿易の分断化の抑制、地域経済のレジリエンス(粘り強さ)の強化、発展の内的原動力の向上などのテーマが国内外の出席者の注目を集めています。
カンボジア王立アカデミー(RAC)国際関係研究所のキン・ペア所長は、アジア地域は現在、世界経済成長の減速や地政学的緊張の激化、気候変動、貧困などの課題に直面していると指摘しました。自由貿易と投資の促進や地域協力の強化、持続可能な発展の支援に取り組む必要があると語りました。(AFP)

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