作業団が、ロンハイ村にあるタンフオック漁港管理委員会で現地検査を実施(写真:TTXVN) |
点検先でドアン副長官は、ホーチミン市人民委員会に対し、関係部局や地方行政府を引き続き指導し、漁業者への支援を強化するとともに、必要な書類の点検・整備や補完を進め、漁船が合法操業の要件を満たすよう取り組むよう要請しました。また、要件を満たさない漁船の厳格な管理を強調し、未整備の漁船を出航させない方針を徹底するよう求めました。
タンフオック漁港では、作業団が係留中の漁船に直接乗船し、操業方法や漁場について漁業者から聞き取りを行ったほか、法定書類、操業日誌、船舶監視システム(VMS)を確認しました。あわせて、電子トレーサビリティシステム(eCDT)の運用状況を点検し、監視システムによる入出港時の位置情報の把握を通じ、漁業管理の透明性と一体性を確保しているかを確認しました。
この機会に作業団は、ロンハイ村フオックタン集落に住む漁業者グエン・バン・リエムさんの家族を訪問し、激励とともに支援物資を手渡しました。また、海上での生産状況や、IUU漁業対策に関する規定遵守への認識について意見を交わしました。