第14回党大会の開会式 |
開会式には、党・国家・ベトナム祖国戦線の元指導者、革命功労者、「ベトナム英雄の母」称号受章者、知識人、文化芸術家、宗教指導者、若い世代の代表、そしてベトナム駐在の各国大使や国際機関代表らが参加しました。
大会のスローガンは「団結・民主・規律・革新・発展」です。
大会のテーマは、「党の輝かしい旗のもと、力を合わせ心を一つにして2030年までの国家発展目標を勝利裡に達成し、戦略的自主性、自立、自信をもって、民族飛躍の新時代を力強く前進する。平和で独立した民主的で豊かで繁栄し、文明的で幸福な国家を築き、社会主義への道を着実に歩む」というものです。
開会式は、国旗掲揚と国歌斉唱で始まりました。
続いて、幹部会を代表してルオン・クオン国家主席が開会演説を行い、第14回党大会は、2030年に迎えるベトナム共産党創立100周年に向けた重要な歴史的節目であると強調しました。大会は、全党・全国民・全軍の意思と決意を結集し、戦略的自主性と自立、自信の精神をもって新時代へ進み、平和で独立した、民主的かつ豊かで繁栄し、文明的で幸福な国づくりと、社会主義への着実な前進を目指すものだと述べました。
開会演説を行っているルオン・クオン国家主席 |
ルオン・クオン国家主席は、今回の大会が、世界と地域情勢が急速かつ複雑に変化し、大国間の戦略的競争が激化する中で開催されていると指摘しました。さらに、人工知能やデジタル技術、量子技術など、第4次産業革命の進展が経済・社会のあらゆる分野を大きく変え、新たな成長モデルの構築や生産性、国家競争力の向上が急務となっていると述べました。
一方で、刷新路線の実施から40年を経て多くの成果を上げたものの、成長の持続性や労働生産性、経済競争力にはなお課題があり、国民の一部は困難な生活を強いられているほか、気候変動や自然災害、感染症、サイバーセキュリティなどの問題も深刻だと指摘しました。ルオン・クオン国家主席は次のように述べました。
「第14回大会は極めて重大な歴史的使命を担っています。2026年~2030年の任期の目標と方向性を示すだけでなく、今後数十年にわたる国家の未来と運命に関わる戦略的問題を決定します。大会は、刷新40年の総括と結びつけて第13回大会決議の実施状況を検証し、重要な成果を確認し、限界や弱点とその原因を指摘し、そこから理論的・実践的に長期的価値を持つ大きな教訓を引き出す任務を負っています」
ルオン・クオン国家主席はさらに次のように述べました。
「大会は、2026年~2030年期、そして2045年までの展望における方向性、目標、任務、戦略的重点分野について討議し、決定します。その中で、国家の迅速かつ持続可能な発展と祖国の強固な防衛のための革命的かつ画期的な解決策を強調します。第14回党中央執行委員会の選出においては、革命的で道徳的な資質、知性、胆力、指導能力において真に模範的であり、人民の真に忠実な僕として相応しい幹部を選出しなければなりません」
続いて、第14回党大会に提出される文書について報告したトー・ラム書記長は、今回の大会が極めて重要な歴史的局面で開催されていると強調しました。そのうえで、「現実を直視し、情勢を正確に評価し、思考を刷新し、制度を整え、国家統治能力を高めなければならない」と述べ、平和で独立した、民主的で豊か、繁栄し、文明的で幸福なベトナムの実現と、社会主義への着実な前進に向け、力強く、断固として、画期的かつ効果的に行動する必要性を訴えました。
トー・ラム書記長 |
書記長によりますと、党大会に提出される文書案のうち、政治報告草案は、政治報告、経済・社会報告、党建設総括報告の3つを統合したもので、統一性と包括性を備え、重点が明確で、簡潔かつ分かりやすく、実行しやすい内容となっています。また、第14回党大会決議を実施するための行動計画は、これまでの大会と比べても画期的で、実施主体、工程表、資源、到達目標を明確に示しているとしました。特に、「言行一致」「目標・任務・解決策の明確化」「責任と成果の連動」「改革と持続可能性の両立」「規律と人民の満足度の連動」を重視している点を特徴として挙げました。
文書作成の精神について、トー・ラム書記長は、謙虚さ、科学性、行動性を基調としていると述べ、党の路線と綱領への忠誠、マルクス・レーニン主義とホー・チ・ミン思想の創造的発展、民族の文化的伝統の継承、そして国家建設と防衛における全党・全国民・全軍の知恵と成果を結集していると強調しました。
トーラム書記長は次のように語りました。
「今回の文書は、実践に密着し、客観的法則を尊重し、集団の知恵を結晶化し、人民の願望と希望を真実に反映するという方針のもとに作成されました。あらゆる認識、あらゆる目標、あらゆる解決策は、実践から出発して入念に研究され、精選されており、効果性と実行可能性を重要な基準としています。文書は、発展に関する思考の大胆な刷新を明確に示しており、科学技術、イノベーション、デジタル変革を中心的な原動力と位置づけ、現代的制度と高品質人材を基盤とし、グリーンで持続可能かつ効果的な発展、循環型経済と気候変動への適応を必須要件とし、資源利用の効率性と労働生産性を成長の質を測る尺度としています」
トー・ラム書記長によりますと、ベトナムは2026年から2030年の期間における総合的発展目標として、平和で安定した環境の維持、国家の迅速かつ持続可能な発展、人民生活の全面的改善と向上、戦略的自主性・自立・自信をもって民族の新時代を力強く前進すること、2030年までに近代的工業を有する上位中所得の発展途上国となる目標の達成、2045年までに高所得の先進国となり、平和で独立した民主的で豊かで繁栄し、文明的で幸福な社会主義ベトナムを実現するというビジョンを掲げています。トー・ラム書記長は次のように語りました。
「2026年から2030年の期間において、年平均GDP成長率10%以上の達成を目指します。2030年までに1人当たりGDPは約8,500ドルに到達する見込みです。ベトナムは、知識経済、デジタル経済、グリーン経済、循環型経済に基づく新たな成長モデルを確立します。各経済セクターの役割が十分に発揮されます。国有経済はマクロの安定、重要なバランスの確保、戦略的方向性において主導的役割を果たします。民間経済は経済の最も重要な原動力の一つです。有利なビジネス環境を創出し、財産権と経営の自由を保障し、国内企業の成長と国際競争力の強化を奨励し、知識と技術を生産・経営に導入します」
書記長によりますと、発展目標を実現するために、政治報告は12の大きな方向性、6つの重点任務、3つの戦略的で画期的な改革を定めています。行動計画では、直ちに実施できる具体的な任務が明確化されています。核心的精神は8つの重要な内容に凝縮されており、「正しい選択 - 迅速な展開 - 徹底的な実施 - 結果による測定」という要件を明確に示しています。
書記長によりますと、第13回大会から定められた3つの戦略的で画期的な改革は2021年から2030年の全期間において意義を持つものですが、第14回大会の任期に入り、これらを本当に力強く、本当に迅速に、徹底的に実施することが求められています。なぜなら、これらは国家の飛躍的発展を決定する梃子となるからです。それは、制度とその執行における画期的な改革、人材、特に科学技術・イノベーションと結びついた高品質人材における画期的な改革、戦略的交通インフラ、エネルギーインフラ、都市インフラ、通信インフラ、特にデジタルインフラやデータインフラを優先した同期的かつ近代的なインフラにおける画期的な改革です。トー・ラム書記長は次のように強調しました。
「これら3つの画期的な改革は有機的に関連しています。制度が道を開き、人材が速度と質を決定し、インフラが空間と推進力を生み出します。これらを同期的に実施すれば、新たな『勢い』と新たな『優位性』を生み出すことができます。中途半端に実施すれば、我々は自ら機会を失うことになります」
書記長は、ベトナムが新たな発展段階に入るにあたり、民族の輝かしい伝統、党の指導下における96年間の成果、貴重な教訓を含む40年間の刷新、全民族の大団結の力と人民の支持という基盤を持っていることを強調しました。
「我々には十分な根拠があります。思想において高度に統一し、行動において断固とし、規律において厳格であり、人民を真に中心に据えるとき、我々は必ず願望を現実に変え、国家を民族飛躍の新時代において力強くかつ着実に前進させ、社会主義へと進むことができます。党の輝かしい旗のもと、力を合わせ心を一つにし、信念を堅持し、責任を高め、知恵を発揮し、願望を呼び起こそうと思います。大会後の毎年、毎月、毎日が具体的な成果をもたらし、実質的な変化をもたらすようにしましょう。人民が見て、人民が信じ、人民が支持し、人民が共に歩み、人民が恩恵を受けるために」
トー・ラム書記長によりますと、第14回党大会は信念と願望の大会、画期的改革と行動の大会、規律と創造性の大会、団結と発展の大会です。大会は、2030年という節目、すなわち党創立100周年を前に、「歴史の時計」が決定的な時を刻んでいるときに開催されるものです。トー・ラム書記長は次のように語りました。
「民主的で豊かで繁栄し、文明的で幸福なベトナムへの願いが、今日ほど我々に近づいたことはありません。しかし同時に、これほど多くの課題、厳しい要求、競争の圧力に直面したこともありません。党の栄光ある旗のもと、輝かしい伝統を継承し、全党・全国民・全軍の団結と努力、民族の自立・自強の意志と向上への願望、第14回党大会に提出される文書で定められた戦略的ビジョンと画期的な政策決定により、我々は必ず力強く実質的な転換を生み出し、国家を飛躍的に発展させることができます」
20日午前の大会日程に続き、政治局員で書記局常務のチャン・カム・トゥ氏が、第13期党中央執行委員会の指導に関する検討報告を発表しました。
午後は、大会が引き続き審議を行っています。各代表は分科会に分かれて、第14回党大会の文書について討議しています。