ブー・バー・フー局長 |
開幕式で、ベトナム商工省・貿易促進局のブー・バー・フー局長は、両国の「包括的な戦略的協力パートナーシップ」が「第二の黄金期」に入り、貿易拡大にとって有利な環境が整いつつあると強調しました。今年初めからの10か月の二国間貿易額は、ベトナム側の統計で2078億ドルとなっています。
(テープ)
「ベトナム商工省は、中国の地方行政府と緊密に協力し、双方の企業が投資・貿易協力を効果的に進められるよう尽力しています。中でも広西チワン族自治区は、両国の重要な交易の玄関口であり、ベトナムの省庁や地方との実質的かつ深化した協力関係を築いています」
見本市を訪れた来場者 |
今年の見本市には、両国企業による約300のブースが設けられ、クアンニン省の投資・貿易・観光促進エリアや、同省の代表的なOCOP製品展示エリア、さらに両国の各地方の社会経済の成果展示も行われています。
広西チワン族自治区・商務庁の胡暁寧副庁長は、次のように明らかにしました。
(テープ)
「私たちは、この見本市が両国の協力をさらに深化させる架け橋になることを期待しています。農産物加工、越境物流、産業チェーン・サプライチェーンの統合、スマート国境検問所の建設加速、高品質な越境観光ルートの開発などの促進で、隣国としての友情を深め、より実質的な産業協力を推進していきたいと考えています」