ダン・ホアン・ザン大使 |
9月17日から18日、ニューヨークの国連本部で「イスラエルによる東エルサレムおよび占領下パレスチナ領土での違法行為」に関する特別緊急総会が開かれました。この会合は、7月にICJ国際司法裁判所が示した勧告的意見を受けて開催されたものです。
会合では、イスラエルに対し1年以内にパレスチナ占領地からの撤退を求める決議案が採択されました。
ダン・ホアン・ザン国連ベトナム常駐代表大使は演説で、ベトナムがICJの役割を尊重し支持していると表明し、中東和平プロセスのあらゆる解決策は、国際法、特に国連決議に基づくべきだと強調しました。
さらにザン大使は、ベトナムが一貫して国際社会とパレスチナ人の努力を支持し、国連決議に基づく二国家解決策の早期実現を目指していると述べました。この解決策は、1967年以前の国境線に基づき、東エルサレムをパレスチナ国家の首都とすることを想定しています。