20日午後の定例記者会見で、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は、ベトナムの海上民兵増強が緊張の高まりにつながるとの中国のメディアの批判を否定し、ベトナムは自衛と平和維持のための国防政策を堅持していると強調しました。また、ベトナムの当局は国内法及び、1982年国連海洋法条約を含む国際法に従って活動していると明らかにし、ベトナム東部海域(南シナ海)の平和・安定・安全保障の維持に全力を尽くしていると述べました。
そして、ベトナムと中国の国境貿易が停滞していることについて、ハン報道官は、1月13日の両国首相の電話会談で達成された合意に基づいて両国の当局は対話を維持しており、この問題の解決策を探っていると明らかにしました。