ビン次官によりますと、朝鮮半島の平和維持問題は第1の議題で、米朝首脳会談の開催国であったベトナムとシンガポールの役割が評されています。また、海に関連する国際法が深刻に背かれていることや、世界の共通の海域での軍事拠点化が進められていることなどはアジア太平洋地域の平和維持と安全保障を脅かしているとの意見が各国の代表の多くから出されているとしています。
第8回ソウル安保対話を機に4日午後にソウルで行われたASEAN韓国国防次官級会議について、ビン次官は、この会議で各国の代表はベトナム東部海域(南シナ海)問題の現状に深い懸念を示したと明らかにしました。