ベトナムで海上で行われるカーニバルは今回が初めてです。

開幕式では、世界遺産として認定されたハロン湾で行われる実演のほか、ハロン湾の価値のPRを目指す歴史と文化を組み合わせた歌舞公演と海上でのパレードがハイライトとなりました。

また、北海道や、中国・広西チワン族自治区、ラオス、タイ、ヨーロッパなどから合わせて2000人あまりの俳優、歌手、作家、職人らが公演を行う一方、クアンニン省の土地と人々を紹介する3Dマッピングパフォーマンスとドローンショーも披露されました。

ハロン市宣伝教育委員会のファン・ティ・ハイ・フオン委員長は次のように語りました。

（テープ）

「このイベントはコンセプトからステージ構成に至るまで完全に刷新され、自然に近いステージはその特徴です。世界遺産として認定されたハロン湾はクアンニン省の夜の魅力さを高め、夜間経済の発展に新たな価値をもたらすと言えます。私たちはハロン・カーニバルを独自のブランドとして活用し、国家レベル、ひいては世界レベルで無形文化遺産として認められるフェスティバルにすることを目指しています」

この機に、ハロン市では、バイチャイ区の歩行者天国の開設や、スポーツ大会、ビールとイカソーセージ祭り、獅子舞祭りなど、文化・スポーツ・観光に関連する一連のイベントが行われているとしています。