トー・ラム書記長はまず、過去80年間にわたるベトナムの法制度の発展を振り返りつつ、現代のグローバルな変化に対応するためには、法制度の刷新が不可欠だと強調しました。
これを受けて、先月30日にベトナム共産党政治局は「新時代における国の発展要求に応える法律構築と施行の刷新について」と題する決議第66号を採択しました。
この決議を実行に移すため、トー・ラム書記長は以下の5つの重点課題を挙げています。まず、法律構築における党の指導力強化。次に、国家管理と創造性促進のバランスを取った法律体系の構築。第三に、法律の効果的な施行体制の確立。第四に、国際法への対応力強化。そして最後に、法律人材の質向上とデジタル技術・AI活用の推進です。
トー・ラム書記長は、これらの改革によって、ベトナムの発展のための潜在力と資源を最大限に解放することができると述べています。