3月26日のホーチミン共産青年同盟創設93周年記念日にあたり、2６日、ハノイ市内の政府本部で、ファム・ミン・チン首相は、青年との対話を行ないました。「国家デジタルトランスフォーメーション(DX)において若者の先駆的な役割を発揮」をテーマとした今回の対話には、省庁･部局の指導者、および300人の青年が参加しました。首相と青年との対話は2020年の青年法が発効して以来、2度目となっています。

席上、チン首相と省庁･部局の指導者は、データ保護とサイバーセキュリティ、人工知能が発展している時代における雇用とその影響などを巡って青年の質問に答えました。

チン首相は、青年たちに対し、情報技術に関する能力向上、外国語学習に注力するよう勧めました。チン首相によりますと、ベトナム政府はデジタルトランスフォーメーションの推進、労働市場の多様化、農村部でのデジタルトランスフォーメーション、文化の民族色の維持と発揮へのデジタル技術応用の強化、近代的な文化の開発などを進めていく方針であるとのことです。

チン首相は、青年はデジタルトランスフォーメーション事業において先駆的な役割を果たしており、ベトナムが早期にデジタル国家になるように貢献していく必要があると訴えました。