ASMLのエドゥアルト・スティプハウト副社長(左)と握手するファム・ミン・チン首相(写真:VGP/Nhật Bắc) |
会見でチン首相は、ASMLに対し、ベトナムにおける半導体分野の人材育成・研究開発センターの設立を加速させるよう提案しました。また、条件を満たすベトナム企業がASMLのグローバル・サプライチェーンにより深く参画できるよう支援・連携を強化し、アジア地域における同社サプライチェーンの多様化と安定性向上につなげるよう求めました。
さらに、直接的な連携を強め、長期的な戦略的協力へのコミットメントを明確にするため、ベトナムでの代表事務所設置の検討も要請しました。
加えて、ベトナム企業によるデジタルインフラ整備や製造、研究、試験、半導体関連技術サービスの発展を支援するとともに、技術標準に関する助言や経営ノウハウの共有を通じ、国内生産能力の段階的な形成を後押しするよう求めました。
チン首相は、ベトナム政府として、ASMLを含む外国企業がベトナムで長期的かつ安定的に投資・事業を展開できるよう、常に寄り添い、あらゆる便宜を図っていく考えを強調しました。
会見の様子(写真:VGP/Nhật Bắc) |
これに対しスティプハウト副社長は、チン首相の提案に賛同し、ASMLとしてベトナムでのサプライチェーン拡大や人材育成・研究開発センターの整備への協力を検討していると述べました。また、公式拠点の設置や、将来の顧客への装置供給の可能性も視野に入れ、ベトナムにおける半導体エコシステムの発展に貢献していきたいとしています。