イスラエル、ヒズボラ司令官殺害 昨年10月以降で最高位か―レバノン

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(VOVWORLD) - レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは11日、同国南部でイスラエル軍の攻撃により現場司令官が死亡したと発表しました。
イスラエル、ヒズボラ司令官殺害 昨年10月以降で最高位か―レバノン - ảnh 1(写真提供:ロイター)

AFP通信によりますと、昨年10月にイスラム組織ハマスに呼応して対イスラエル攻撃を激化させて以降、ヒズボラで殺害された最高位の人物とされています。

ヒズボラが強く反発し、イスラエル・レバノン国境地帯で戦闘が激化する恐れがあります。イスラエル軍は声明で、12日午前にレバノンからロケット弾など約90発が撃ち込まれ、一部を迎撃したと発表しました。イスラエルのメディアは、昨年10月以降でヒズボラによる最大規模の攻撃だと伝えています。

殺害された司令官は、イランの精鋭「革命防衛隊」の対外工作部門を率い、2020年にアメリカ軍の空爆で殺害されたソレイマニ司令官とも交流があったとされています。

ヒズボラはイスラエルに対し、ドローンやロケット弾などで越境攻撃を続けており、イスラエル軍は、レバノン南部からの攻撃が11日には約50回に上るなど激しさを増していると主張しています。「ヒズボラはテロ施設を民間地域に潜ませ、市民の安全を脅かしている」と非難しました。(時事通信)

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