開会式には、ソンラ省人民委員会のグエン・タイン・コン副委員長をはじめ、同省とイエンチャウ県の各機関・部門の指導者、および多くの観光客が出席しました。
イエンチャウ県人民委員会のルー・ヴァン・クオン委員長(Báo Sơn La)
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開会式で、イエンチャウ県人民委員会のルー・ヴァン・クオン委員長は、イエンチャウ県の丸いマンゴーが特有の芳香と濃厚な風味で有名であると明らかにするとともに、「『イエンチャウ・マンゴー』ブランドは知的財産局により地理的表示登録証明書を取得しており、オーストラリアや、イギリス、アメリカ、中国などの進出規制が厳しい市場への輸出用の栽培地域コードが発給されている」と述べました。
クオン氏は次のように語りました。
(テープ)
「イエンチャウ県の2024年のマンゴーフェスティバルが、県レベルで開催され、県内の町や村の特産品の紹介と展示、マンゴー狩りコンテスト、伝統舞踊『ソエ』披露会、マンゴー園の訪問体験など、様々な活動が行われています。このフェスティバルは、マンゴーの収穫期に開催され、イエンチャウ県のマンゴーブランドのPRとマンゴー生産者の顕彰、および県内外の観光客にイエンチャウ県のイメージを紹介することに貢献します。これは、カー集落とイエンチャウ県の観光を促進し、県の潜在力と利点に見合った発展を図ることを目指します」
マンゴーフェスティバルで設置された展示ブース(Báo Sơn La) |
一方、ソンラ省人民委員会のグエン・タイン・コン副委員長は次のように強調しました。
(テープ)
「マンゴーフェスティバルを通じて、私たちは生産をさらに向上させていきます。イエンチャウ県の人々はスモモの栽培に成功していますが、最高の価値と収量でマンゴーを生産する方法も学ぶ必要があります。次に、マンゴーを通じて他の地方、さらには国際的に文化的価値を広め、それによって地元の観光の発展に貢献することができます。マンゴーを消費する人々は、ソンラ省の文化を国内外に紹介しているのです。マンゴーフェスティバルが開催されるたびに、ソンラ省の文化と人々を国内外の観光客にPRすることができます」
マンゴーフェスティバルは2017年からイエンチャウ県で毎年開催され、今年のマンゴーフェスティバルは6月8日と9日の2日間にわたって開催されています。
なお、イエンチャウ県には1万1000ヘクタール以上の果樹栽培面積があり、そのうちの3000ヘクタールはマンゴーの栽培地です。同県の今年のマンゴー生産量は1万5000トン以上と見込まれており、高い経済効果をもたらしているとしています。