2024年5月14日、イスラエル軍の空爆を受けたパレスチナ自治区ガザ(THX/TTXVN) |
ガザでは深刻な人道危機が続いており、サウジアラビアのムハンマド皇太子は演説で「残忍な攻撃に立ち向かい、支援を届けられるよう国際社会に訴える必要がある」と述べ、結束を呼びかけました。
ヨルダンのアブドラ国王は「世界はこの争いを終わらせる道徳的、人道的な責任を負っている」と強調し、早期の戦闘終結を訴えました。議長国バーレーンのハマド国王は、パレスチナ国家樹立に向けた取り組みを加速する必要があると主張しました。
各国首脳のほか、パレスチナ自治政府のアッバス議長や国連のグテレス事務総長も出席しました。アフリカ・スーダンで続く軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘への対応も討議されました。スーダンでは昨年4月以来、1万5千人以上が死亡しています。(産経新聞)