国連によれば、この紛争で数万人が死亡し、1000万人以上が避難を余儀なくされています。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を率いるグランディ高等弁務官は2日、AFPのインタビューに応じ、「ここ数週間で少し前進が見られた」としながらも、アクセス改善にはもっと多くの行動が必要だと述べました。
「困っている人々を助けるには、私たちの存在だけでは不十分であり、特に飢餓の危険にさらされている人々に必要な食料やその他の物資を届けるには不十分だからです」
昨年4月以来、スーダンからの帰還民が大量に押し寄せている南スーダンを訪問したグランディ氏は、「国際社会の主張」によって、援助関係者は以前よりも「少しは」アクセスできるようになったと述べました。
国際社会は、援助が受けられるよう働きかけ続けなければなりません。そうでなければ、さらに避難民が増え、さらに悪いことに、人々が飢えで死んでしまう危険性があるからです。(arabnews.jp)