署名式に参加した代表(写真:REUTERS/Cesar Olmedo) |
20年以上にわたる交渉を経て実現したもので、両地域の関係における歴史的な節目となります。
署名式は、ベルギーのブリュッセルで行われ、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、欧州理事会のアントニオ・コスタ議長のほか、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイのメルコスール加盟国首脳が立ち会いました。
式典でフォン・デア・ライエン委員長は、世界が多くの不確実性に直面し、分断の傾向が強まる中、この合意は、協力を強化し、多国間主義と法に基づく国際秩序を守るという、EUとメルコスールの戦略的な選択を示すものだと強調しました。
経済面では、この協定により、EUとメルコスールは、約7億人の消費者を抱える、世界有数の自由貿易圏を形成することになります。欧州委員会の試算によりますと、EUからメルコスールへの輸出は年間およそ39%、金額にして約490億ユーロ増加する見通しで、域内で数十万人規模の雇用維持・創出につながるとしています。