4月にアジアで記録的な暑さを経験

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(VOVWORLD) - 報告書によりますと、ミャンマー、ラオス、タイ、フィリピン、ベトナムなどの国々では、4月に記録的な猛暑日が観測され、インドの西ベンガル州の州都であるコルカタでは4月末の気温が期別平均を10度上回る46度に達しました。
15日、異常気象を分析する国際研究グループ「ワールド・ウェザー・アトリビューション」(WWA)が発表した報告書によりますと、アジアは4月に記録的な暑さを経験し、数十億人の生活と生産活動に深刻な影響を与えたということです。
報告書によりますと、ミャンマー、ラオス、タイ、フィリピン、ベトナムなどの国々では、4月に記録的な猛暑日が観測され、インドの西ベンガル州の州都であるコルカタでは4月末の気温が期別平均を10度上回る46度に達しました。
4月にアジアで記録的な暑さを経験 - ảnh 12024年4月29日、インド・バンガロールで移動する人々(AFP/TTXVN)

厳しい暑さが続いていることは、アジア地域の数十億人の生活に影響を及ぼしています。気温上昇による電力過負荷リスクへの懸念から、多くの国々が健康警告を発令し、学校を閉鎖し、電力供給を制限する措置を取らざるを得なかったとのことです。WWAの統計によりますと、4月にはアジア諸国で暑さにより数百人が死亡し、農作物が壊滅的な被害を受けました。

WWAによりますと、異常な熱波の主な原因は温室効果ガスの排出であり、南アジアにおける異常な熱波のリスクは45倍に増加しているということです。しかし、EU=欧州連合の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」の気候科学者であるジュリアン・ニコラス氏によりますと、アジアだけでなく全世界が4月に記録的な暑さを経験したばかりだということです。

専門家によりますと、さらに懸念されるのは、暑さに加えて、アジア諸国が他の一連の異常気象現象、特にUAE、オマーン、あるいは中国南部での歴史的な洪水に見舞われていることだということです。

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