2万人の若手医師が「ホーチミン主席の教えに従う若手医師、コミュニテイの健康のためのボランティアの旅2024」というプログラムに参加します。これは、13日午後、ハノイで行われた記者会見で、ベトナム青年連合会中央委員会とベトナム若手医師協会中央委員会が発表した情報です。

記者会見の様子（写真提供：VOV）

「より健康なベトナムを目指す若手医師のボランティア」をテーマにするこの活動は今年5月から10月まで実施され、10万人に直接医療相談と診療を提供するとともに、100万人を対象にAI＝人工知能のプラットフォームを用いた疾病スクリーニングを行う計画です。また、約100万人の若者に非感染性疾患予防に関する知識を提供することなども目指しています。ベトナム若手医師協会のグエン・ヒュー・トゥ副会長は次のように語りました。

(テープ)

「持続可能な開発活動を確保するため、地方レベルの若手実業家や若手医師の協会などは、困難な状況にある人々への定期的な支援プログラムを少なくとも1つ実施する必要があります。特に少数民族の人々、フリーランス労働者、困難な状況の人々を対象にします」

活動一環として、ベトナム若手医師協会はアストラゼネカ・ベトナム有限会社と協力し、「肺の健康のためのデジタルトランスフォーメーションプログラム」を実施する予定です。その中で、全国で10万人以上がX線やCTスキャンによる肺疾患の検査を受けるほか、ベトナム若手医師協会のAIプラットフォームを用いて情報とX線フィルムを送信することで、100万人が肺疾患と肺がんのスクリーニングを受けるということです。