（写真提供：VOV）

具体的には、輸出入額は昨年同期と比べ15.2％増となり、輸出超過額は、約84億ドルに達すると予測されています。経済専門家であるカン・バン・リュック氏は、「ベトナムの今年のGDP国内総生産成長率は6％～6.5％という目標を達成できる可能性がある」と明らかにした上で、今後のマクロ経済に及ぶ点を取り上げました。

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「部門、分野、地方間の成長格差が拡大することです。同時に、持続性に欠ける要素がいまだあります。たとえば、年初3ヶ月間の工業生産指数はかなり高い水準に達しましたが、4月末にはその傾向は低くなってしまいました。このことは、経済政策を実施するに際して、留意する必要があります」

経済大学附属経済政策研究センターは2024年度のベトナム経済見通しの中で、今後の経済回復と成長を推進する為の5つの方策を提案しました。それらは、公共投資支出実行の加速、企業の困難と負担の解決、付加価値税の減税、あらゆる資金調達チャンネルの多様化、経済と企業の自立度の向上であるということです。