日本人向け第8回ベトナム語検定に出願する受験者たち（写真：VOV東京支局）

ミン こんにちは、ミンです。

タオ こんにちは、タオです。

ミン タオさん、先月15日に行われた「実用ベトナム語技能検定試験」、今年は過去最多の917人が受験したそうですね。

タオ そうなんです。今年で8回目となるこの試験、ベトナム語の学習者にとって、大切な実力確認の場となっていますよね。

ミン 今回は初めて1級の試験も実施され、41人が挑戦したそうです。ベトナム語学習の裾野が、ますます広がっているのを感じます。

タオ 年齢層も幅広くて、最年少は8歳、最年長は84歳とのこと。北海道や沖縄など、全国各地から受験者が集まったのも印象的ですね。

ミン 中には、ベトナムで働いている方がこの試験のために帰国されたというエピソードもあったとか。ベトナム語にかける熱意が伝わってきますね。

タオ ほんとうに。リスナーの皆さまの中にも、ベトナム語に興味をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。学習の一歩として、こうした検定試験を目指すのもいいかもしれませんね。

ミン はい。ベトナムと日本の架け橋となるような学びの場が、今後も広がっていくことを願っています。

ベトナムのカフェスアダー・濃厚なベトナムコーヒーに氷とコンデンスミルクを加えた一品（写真：Phạm Hậu/TTXVN）

タオ それでは、ここでリスナーの皆さまからのお便りをご紹介しましょう。はじめに、三重県よっかいち市のみやはら・よしゆきさんからのお便りをご紹介します。

― 内蔵のアンテナでも十分強力に聴取可能で、混信、フェージング等ほとんどなく、きれいに聴取できました。貴局は久しぶりに聞かせていただきましたが、ベトナム国内のニュースや最新の音楽を聴くことができ楽しかったです。今後も引き続き聞いていきたいと思います。私にとってベトナムは大好きな国です。仕事やプライベートで何度か訪れたことがあり、美味しい食事やベトナムコーヒー、伝統的な市場など見たり、食べたり。楽しい思い出がいっぱいです。機会があれば是非行ってみたいと思っています。

ミン みやはらさん、お便りありがとうございます。久しぶりに私たちの放送をお聴きいただき、ベトナムのニュースや音楽を楽しんでいただけたとのこと、大変嬉しく拝読しました。受信状態も良好だったようで安心しました。

タオ ベトナムを何度かご訪問され、美味しい食事やベトナムコーヒー、市場での体験など、素敵な思い出をお持ちとのこと、まさに「ベトナム通」ですね。またぜひベトナムにいらしてください。きっと新しい発見が待っていますよ。

インド人観光客、ハノイ市内のホアロー刑務所遺跡を訪れる（写真：Hải Nam/VOV.VN）

ミン これからも番組を通して、ベトナムの今をお届けしてまいりますので、どうぞ引き続きお楽しみください。次に、東京都ふちゅう市のさえき・よしのりさんからのお便りをご紹介します。

― 暑中お見舞い申し上げます。貴局のニュースでベトナムの行政区画が再編されると聞きました。私は手書きの手紙やハガキなどのやりとりが好きなのですが、行政区画の再編後のベトナム人の住所の書き方や、郵便の出し方などについて番組内で取り上げていただけると嬉しいです。ハノイ市については変更なしとのことなので今までの住所でも届くのでしょうか。

タオ さえきさん、お便りありがとうございます。行政区画の再編に関心をお寄せいただき、嬉しく思います。ご指摘のとおり、今回の再編ではハノイ市に大きな変更はありませんので、これまでの住所でも郵便物は問題なく届くとのことです。

ミン ただし、他の地域では地名や区名の変更が行われる場合もありますので、今後の番組で、ベトナムの新しい住所の書き方や郵便の出し方などについて、わかりやすくご紹介できればと考えております。

効果的に展開された民族政策のおかげで、ライチャウ省における各民族の文化が保存・継承されている（写真：Khắc Kiên/VOV西北部支局）

タオ これからも引き続き、番組をお楽しみいただければ幸いです。次に、福岡県なかま市のラジオネーム「ベトナム大好きなぼうや」さんからのお便りをご紹介します。

― 貴局の放送で、憲法改正の情報を知りました。とても興味深いので、今度くわしく教えて下さい。僕は、今のベトナムの憲法で好きなのは憲法3条の3です。各民族の話し言葉、書き言葉、風俗習慣、伝統文化を尊重している所が好きです。ベトナムの声放送局のみなさまは日本の憲法の中で一番好きなのはどれですか？知りたいです。

ミン ラジオネーム「ベトナム大好きなぼうや」さん、お便りありがとうございます。ベトナムの憲法第3条の3に込められた、民族の多様性と伝統文化への尊重の精神に共感してくださったこと、大変うれしく思います。私たち日本語課スタッフも、その条文にはベトナムの豊かな文化と団結の思いが込められていると感じています。

タオ 日本の憲法の中で個人的に印象深いのは、第13条の「個人の尊重」についての条文です。すべて国民は個人として尊重される、という考え方は、人権の大切さを示す象徴的な条文として、多くの人に支持されています。

初夏の雨の中でバイクを走らせるハノイ市民（写真：PV/VOV.VN）

ミン これからもベトナムと日本の制度や文化について、わかりやすくご紹介できるよう努めてまいりますので、引き続き放送をお楽しみくださいね。次に、神奈川県かいせい町のかわせ・かずひささんからのお便りをご紹介します。

― スタッフの皆様、いつも拝聴しております。梅雨入り宣言をしたものの、梅雨前線が消えて毎日猛暑が続いています。毎年平均気温が上がっていると言っていますが、気温よりも湿度が高く蒸し蒸ししていてとても不快です。日本に来ているベトナム人と話した時に、「日本の夏は暑い？」と聞いたら、ベトナムの方が暑いとのことでした。ベトナムには、まだ行ったことありませんが、ベトナムの人は大変だな？と想いました。

タオ かわせさん、お便りありがとうございます。今年も梅雨入り後の猛暑に悩まされているとのこと、湿度の高い日が続くと本当に体にこたえますね。日本の夏が不快に感じられるのは、まさにその蒸し暑さゆえかもしれません。

ミン ご友人のベトナム人の方のお話の通り、ベトナムも夏は暑いのですが、湿度や風通しの違いなどもあり、暑さの感じ方には地域差があるようです。ぜひいつかベトナムにもお越しいただき、ご自身でその違いを体験していただければ嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

タオ 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。