南部解放・国家統一50周年記念式典での軍事パレード部隊の一団(写真:Văn Hiếu/VOV) |
ミン こんにちは、ミンです。
タオ こんにちは、タオです。
ミン タオさん、今年の4月30日、ホーチミン市では「南部解放・国家統一50周年」を記念する大規模な式典が開催され、大きな話題になりましたね。
タオ はい。「平和の交響詩」や「祖国の喜び」など感動的なイベントをはじめ、市内各地で20件以上の行事が行われ、多くの市民や観光客の心を打ちました。その経済効果も大きかったようです。
ミン そして、ホーチミン市文化スポーツ局は、今後4月30日を「統一フェスティバル」として定例開催する構想も発表しました。
タオ もし実現すれば、文化・観光が結びつく新しい形の祝祭になるかもしれません。来年以降、皆さまがホーチミン市を訪れる際には、ぜひこのイベントにも注目していただきたいですね。
ミン それでは、ここでリスナーの皆さまからのお便りをご紹介しましょう。はじめに、岐阜県ひだ市のかきした・よしまささんからのコメントをご紹介します。
― 『ベトナムの声』日本語放送の皆さま方、おはようございます。いつも貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございます。こちらの放送を意識的に拝聴するようになって、貴国に、より関心を持つようになりました。リスナーをほんとうに大切になさっていらっしゃるコミュニケーションに、感動の念を抱きながら、拝聴致しております。みなさま、ご自愛いただき、これからも貴国のお話を聴かせてください。いつもほんとうにありがとうございます。
タオ かきしたさん、温かいメッセージをありがとうございます。私たちの放送を通じて、ベトナムに関心を持ってくださったとのこと、大変うれしく思います。
ミン これからも、リスナーの皆さまとのつながりを大切にしながら、心に届く番組づくりを続けてまいります。引き続きご愛聴のほど、よろしくお願いいたします。
ドンほー版画(写真:Văn Giang/VOV.VN) |
タオ 次に、島根県いずも市のおがわ・たつやさんからのお便りをご紹介します。
― ベトナムの声日本語課の皆様、こんにちは。23:00からの放送を9840kHzで聞いていましたが、良好な受信状態でした。今夜の番組で放送された「ザライ省農村部のフン村錦織りクラブ」や「ドンホー版画」は伝統的な職人の技術を後継者に伝えていくことを番組にしておられました。日本でも伝統技術を後継者に伝えていくことが困難になっています。一番の原因は少子化かもしれません。しかし、私が先日見たニュースで、若者がある伝統工芸の技術を学ぶために弟子入りして学んでいることを伝えていました。ベトナムでも色々と工夫していらっしゃいますね。フン村錦織りクラブでは観光客にベトナム語以外の外国語でも説明をしたり、ソーシャルメディアを活用して織物の販売をしたりと、後継者が意欲的に技術を学んでいく取り組みをされていることを知りました。また、ドンホー版画はユネスコの無形文化遺産指定を目指した取り組みをなさっています。登録が叶うといいですね。この2つのベトナムの伝統工芸のことは今回初めて知りました。この取り組みが今後どのような成功体験として語られるのか、貴局での続報を伝える番組制作を期待しています。
ミン おがわさん、お便りありがとうございます。23時からの放送を良好な状態でお聴きいただけたとのこと、嬉しく思います。そして、「フン村錦織りクラブ」や「ドンホー版画」についての丁寧なご感想を寄せていただき、重ねて感謝申し上げます。
タオ おっしゃる通り、ベトナムでも伝統技術の継承に様々な工夫がなされています。とくに若者たちがSNSや外国語を活用して取り組んでいる姿は、希望を感じさせるものですね。
ミン 今後も、こうした伝統工芸に関する取り組みの続報をお届けできるよう努めてまいります。これからもどうぞ「ベトナムの声」日本語放送をよろしくお願いいたします。
上から見たミーソン遺跡(写真:Hồ Điệp/VOV1) |
タオ 続いて、兵庫県こうべ市のはらだ・りょうすけさんからのお便りをご紹介します。
― ベトナム国内だとどこでもFM波受信できるんですね。今日はダナン2日目、思い切ってタクシーをチャーターにミーソン遺跡へ行って来ました。初めて見たとき、まるでタイのアユタヤみたいなイメージでした。焼けこげていました。アメリカ軍がベトナム戦争のとき、空爆してチャンパ王国の宝物を破壊したんですね。今はベトナムとインドが共同を修復作業していました。
ミン はらださん、お便りありがとうございます。現在、FM放送はハノイ市をはじめとする一部の地域で受信可能です。ダナンでのご滞在、いかがでしたか?世界遺産のミーソン遺跡まで足を運ばれたとのこと、素晴らしいご体験ですね。
タオ 確かに、かつての戦争により多くの歴史的建造物が損傷を受けましたが、現在ではインドとの協力により修復が進められています。こうして遺跡が守られ、次の世代へと受け継がれていく姿はとても意義深いものですね。
「コムタム・ダイハン」店内の様子(写真:CTV Lê Nam/VOV.VN) |
ミン 今後も旅の中で感じたことがありましたら、ぜひお便りでお寄せください。これからも「ベトナムの声」日本語放送をよろしくお願いいたします。続いて、神奈川県かいせい町のかわせ・かずひささんからのお便りをご紹介します。
― スタッフの皆様、いつも拝聴しております。今年は、ベトナム戦争終結50周年です。貴局でもベトナム戦争についての放送をよく聴きますが、先日地元の神奈川新聞でもベトナム戦争についての特集記事を読みました。印象的なのは、ホーチミン市にある飲食店「コムタム・ダイハン」です。今でも当時のまま残っていて、南ベトナム側に踏み込まれた時に使う2階には「タンス内の脱出路」「機密文書を床下に隠すからくり」が体験でき、日本を含む海外の訪問者の評判も良いとのことでした。
タオ かわせさん、お便りありがとうございます。今年はベトナム戦争終結から50周年という大きな節目の年にあたり、私たちもさまざまな角度から当時を振り返る番組をお届けしています。かわせさんのように、日本国内でも特集記事を通じて関心を持っていただけること、大変ありがたく感じております。
ミン ホーチミン市の「コムタム・ダイハン」のお話も興味深く拝見しました。当時の面影を残しながら、歴史に触れることができる場所として、多くの人にとって貴重な体験の場になっているのですね。番組でも、こうした現地のリアルな声や歴史の証言を、これからもご紹介してまいります。今後とも「ベトナムの声」日本語放送をよろしくお願いいたします。
今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。
・ 北海道いしかり市の・うえだ・ともはる・さん
・ 岩手県にのへ市の・あさくら・しゅうた・さん
・ 千葉県ふなばし市の・すどう・みきお・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん
・ 神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん
・ 神奈川県横浜市の・おんだ・たけはる・さん
・ 新潟県新潟市の・いしぐろ・たかし・さん
・ 兵庫県こうべ市の・はらだ・りょうすけ・さん
・ 福岡県北九州市の・きのした・ひろみち・さん
・ 福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん
・ インドのSiddhartha Bhattacharjeeさん
・ インドのShivendu Paulさん
・ インドのNajimuddinさん
それでは今日のおしゃべりタイムはこの辺で。来週またお聞きいただきましょう。