(写真:TTXVN) |
これは、先週、ハノイで行なわれた林業部門の2023年の活動を総括し2024年の任務を展開する会議で農業農村開発省傘下林業局が発表された情報です。
ベトナムがカーボンクレジット販売により、巨額の外貨を得ることは、林業分野における重要な出来事とみられています。これまで、ベトナム森林保全開発基金は世界銀行から4120万ドルを受け取り、この金額をタインホア省や、ゲアン省、ハティン省、クアンビン省、クアンチ省、トゥアティエンフエ省を含む北中部の各地方に調達してきました。これに関し、農業農村開発省の林業局のグエン・クアン・バオ局長は、次のように語りました。
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「今後も、カーボン埋蔵量を増加させるためには特殊用途林、防災林、天然林の保護を継続しなければなりません。木材生産における生産性向上や、カーボン量の増加などに加えて、付加価値づくりや社会的弱者の生計確保にも寄与するでしょう」
専門家によりますと、ベトナムはカーボンクレジットプロジェクトの展開のための潜在力が高い国の一つです。ベトナムの森林は約5000万トン~7000万トンのカーボンクレジットを生み出す可能性があり、輸出を成功裏にする場合、巨額の収入を得る見込みです。
そして、カーボンクレジット市場の構築と運営は、森林の潜在力を利益にするための前提条件であるとされています。これは、ベトナムが2050年までに排出量を実質ゼロにするという目標を達成するための重要な要素でもあります。