「赤い種」をテーマとした展示会 開催

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(VOVWORLD) -ベトナム革命の第一世代の革命戦士や革命功労者の恩を偲ぶために、このほど、国立歴史博物館は、党中央委員会事務所の公文書保管局と連携して、ハノイ市内トンダン通り25番地にある国立歴史博物館で「赤い種」をテーマとした展示会を開催しました。
「赤い種」をテーマとした展示会 開催 - ảnh 1(写真: qdnd.vn)

ベトナム共産党の誕生は、ホーチミン主席の活躍と革命事業とがつながったものとされています。ホーチミン主席は、ベトナム革命に共産主義者の第一世代である「赤い種」を選択し、訓練した人です。これは、1930年2月3日にベトナム共産党を創設する前提を作り出す重要な基礎であったとしています。

「赤い種」展覧会では、敵軍に投獄された革命戦士の勇敢な犠牲を反映する資料や現物、写真合わせて100点以上が展示されています。これに関し、国立歴史博物館のグエン・ティ・トゥ・ホアン館長は、次のように語りました。

(テープ)

「今回の展示では、貴重な資料や現物、写真を展示するほか、2つの主要なテーマに分かれています。第一部は、ベトナム共産党の創設・国の独立闘争事業に貢献した第一世代の革命戦士を讃えることを目指し赤い種の芽をつまみとったこと。第2部は、当時の輝かしい歴史を再現し、第一世代の共産主義戦士の苦労と犠牲、そして、強固な意志を物語ることです。」

「赤い種」をテーマとした展示会 開催 - ảnh 2ホーチミン主席が執筆した名作「革命の道」(写真: qdnd.vn)

特に、展示会には、ベトナム共産党の創立行事に関する画像、現物、品々をはじめ、ホーチミン主席が執筆した詩集「獄中日記」や、名作「革命の道」など貴重な作品が紹介されています。同博物館のグエン・ティエン・モ副館長は、次のように語りました。

(テープ)

「私自身、戦争中、フースエン博物館に投獄された革命戦士数百人の1人でもあります。今日、こちらにこのような画像を見られて、とても感動しました。展示会を通じて、次世代が民族の独立闘争事業及び、ベトナムの民族の輝かしい歴史をさらに理解してもらうことを望んでいます」

また、ハノイ法科大学のグエン・ベット・チュン学生は、次のように話しています。

(テープ)

「本当に感動しました。歴史物語や現物などの多くは、私も若者多くも、ほとんど知っていることばかりですが、今回の展示会を通じて、ベトナム共産党の各世代指導者の犠牲や苦労をより深く理解できるようになりました。そして、国の独立のために犠牲になった前の世代に謝意を述べるとともに、国の繁栄・発展のためにさらに頑張らなければならないと考えています」

党中央委員会事務所の公文書保管局と国立歴史博物館に保存・展示されている貴重な現物や資料、画像、品々などは、ベトナム人の各世代が国の歴史の各時期をより理解してもらうとともに、愛国心や誇り高い精神、大団結を発揮して、国の建設・防衛事業をさらに促進することに貢献するであろうと期待されています。

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