ハザン省のメオバック定期市の訪れ

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(VOVWORLD) -メオバック県の定期市はベトナム最北端にあるハザン省の最も有名な定期市の一つです。この定期市に行くと、観光客はドンバン岩石高原に住む各少数民族の豊かな文化を探検できます。
ハザン省のメオバック定期市の訪れ - ảnh 1

現場の音

メオバック定期市はメオバック町の中心地にあり、毎週日曜日に開かれます。市場に行く人々の大部分は遠い所に住んでいることから、市場に向かう道路は朝4時から車の音や、市場に降りてくる人々の声や笑い声で賑わいます。北部タイグエン省出身のファム・バン・ドンさんは長年にわたり、メオバック町に住んでいましたが、毎週、定期市となるといまでも心がウキウキします。

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「メオバック市場にはほかの市場にないたくさんの新しいものを見ることができます。市場は非常に混雑しており、非常に早くから人々は市場に集まります。朝4時人々は市場にやって来ました。特に、人々が品物を市場に持ち込むためには、だれもがみな背負いかごを用います」

ハザン省のメオバック定期市の訪れ - ảnh 2

メオバック定期市で売られる犬、豚、鶏などの動物はほかの地方のようにカゴに入れられておらず、脇の下に抱えられたり、ひもで引っぱられます。牛を販売する場所はさらに特別です。水牛や牛の首にブレスレットをかけて、買手が見に来て選ぶのを待ちます。そして、衣類を売る場所ではモン族の色鮮やかな手織りの民族衣装がたくさん並べられ、多くの人々を引き寄せます。ハザン省バック・クアン県に住むホアン・バン・ナムさんは次のように語りました。

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「メオバックやドンバン、クアンバなど、ハザン省の山間部にある市場には多くの類似点があります。これらの市場に来る人々はほとんど少数民族で、その中で、モン族の人々が大多数を占めています。人々は水牛、牛、豚、鶏、山菜など自分で作った製品を市場に持ち込んで売ります。最も印象に残ったのは、市場に行くモン族の人々は色鮮やかな伝統的衣装を身にまとうということです」

ハザン省のメオバック定期市の訪れ - ảnh 3

メオバック市場に来ると、自分の持っている服の中で最も美しい服をまとった少数民族の女性を容易に見ることができます。彼女たちは売買するためだけでなく、出会ったり、打ち明け話をするためにもここに来ます。また、この市場は男性のたまり場でもあります。彼らはよく市場の隅に座って、お茶を飲んだり、話したり、大声で笑ったりします。

この定期市を訪れたら、必ず、市場の食堂にも立ち寄ってみてください。ここに来るとキン族の人々が作ったドーナツと少数民族が作った焼きトウモロコシケーキや、熱々のタンコー鍋やフォーなどを味わうことができます。メオバック町に住んでいるファム・トゥアン・リンさんは次のように語りました。

(テープ)

「メオバック定期市は、ハザン岩石高原に住んでいるモン族の最も大きな市場です。メオバック定期市に来ると、モン族の文化的アイデンティティが理解できるほか、五色のもち米、メンメン、タンコー鍋などのモン族のユニークな料理も魅力的です。定期市に来るのは、地元の住民だけでなく、多くの観光客もいます」

誰も知り合いがいなくとも、メオバック定期市に来れば、品物を買ったり、売ったりした後は、トウモロコシで作られた地酒を飲んで、みんな友達になります。それは、メオバック市場に来た時の最も素晴らしいことと言えます。

現場の音 

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