「人道月間」を公表する記者会見で、ホア会長（中央）が発言に立ちました。 （写真提供:「Nhân dân」紙）

ベトナム赤十字協会は、過去78年間の発展の過程において、国際赤十字・赤新月運動の一員として、同運動に積極的に貢献してきました。同協会は、ヘルスケアや、社会救助、災害防止対策などの分野を効果的に展開してきました。

ベトナム赤十字協会は、人道活動に対する行政当局や、組織、個人の認識を高めるとともに、コミュニティにおける相互支援運動を生み出すため、今年5月1日～31日までの期間を「人道月間」と定めています。「人道的な旅・愛を与える」をテーマとした今年の「人道月間」はベトナム民族の助け合いと人道的価値を広げるとともに、コミュニティに対し「善人善行運動」に参加したり、相互支援のコミュニティ構築に貢献したりするよう働きかけることが狙いです。

ベトナム赤十字協会のブイ・ティ・ホア会長は次のように明らかにしました。

（テープ）

「人道月間中に、すべての人が人道活動に参加出来るように、国内外に住むベトナムの人民各層に仁愛の精神を広げたいと思います。私たちは、全国において10万件の人道支援活動を実現するため、約4000億ドンの寄付金を募ることが狙いです。寄付金は、全国の僻地、山間部にある仮設住宅の解消、幼稚園と小学校向けの台所の新築、困難な状態に陥った漁民への支援などに充てられます」