海上警察船CSB-8004号=TTXVN |
現地時間の19日、ロシアの首都モスクワで、ロシア科学アカデミー所属の東洋研究所は「ベトナム東部海域(南シナ海)と北極圏におけるUNCLOS=1982年国連海洋法条約の実施40周年」をテーマとした科学シンポジウムを行いました。
これは、UNCLOS締結40周年を記念する活動であり、これを通じて、国際紛争を解決するための法的文書の適用に関する経験が引き出されると期待されまています。
この席で、代表者らは、「UNCLOSはベトナム東部海域問題の平和的解決のための重要な文書となっている」との見解を示し、DOC=海上行動宣言の効果的な履行を高く評価するとともに、COC=海上行動規範の作成を促進することの重要性を強調しました。
また、全ての紛争が国際法と国連憲章に従って平和的に解決されるべきであるとのベトナムの終始一貫した立場も高く評価しました。